小狐丸

こぎつねまる

概要

三条小鍛治宗近作、藤原氏伝来の名剣の名、小狐丸

『日本刀大百科事典』によると、作者は三条小鍛治宗近であるというのが決定的。

『正和銘鑑(観智院本)』『文明十六年銘盡』『宇都宮銘盡』『文明十年銘盡』『文明銘鑑』

『銘尽 : 観智院本 [2]』(データ送信)
発行年:昭和14(1939年) 出版者:帝国図書館
コマ数:38
(全号まとめから[2]に跳んで38コマ目)

宗近の子・吉家とする異説もあるという(『日本国中鍛冶銘文集』)

名剣の作者についての記述は上記のような古剣書類をおもな出典としたものが多いが、これらの古剣書は国立国会図書館デジタルコレクションにも置いていない。

小狐丸の号の由来

菅原道真が雷となって京都の空を暴れ回ったとき、恐怖におののいた醍醐天皇は、今日の番神はどの神か、と藤原忠平に質した。
すると、忠平の佩刀の柄頭に白狐が現れたので、稲荷大明神の番です、と奉答した。
まもなく雷雨も去ったので、その佩刀を小狐の太刀と命名した。

やがて藤原鎌足の影像・恵亮和尚筆の法華経ととともに、近衛家の“三宝”の一になったという。

『日本刀大百科事典』によればこの話の出典は『神宝図形神秘書』となっている。

『神宝図形神秘書』は翻刻の論文が出ているようだが原典未確認。

『越前国古今名蹟考』によれば上のエピソードから、後世小狐丸を“雷斬り”とも呼んでいるらしい。

ただしこの話について『日本刀大百科事典』では“この話はあまりにも創作めいているうえ、小狐を宗近の作とすれば、宗近の生まれない以前から、小狐はあったことになるので、とうてい信用できない。”としている。

左大臣藤原頼長と小狐丸(『兵範記』『飾抄』)

仁平2年(1152)8月14日、左大臣藤原頼長は、これを佩いて石清水八幡宮に参詣した(『兵範記』)。

翌3年(1153)12月28日、頼長の嫡子・兼長、久寿元年(1154)11月25日、次男・師長らの直衣始めのとき、ともにこれを帯びた(『飾抄』)。

『史料大成 第15』
著者:笹川種郎 編, 矢野太郎 校訂 発行年:1934(昭和9) 出版者:内外書籍
目次:兵範記 仁平二年八月
ページ数:129 コマ数:79

『群書類従 : 新校 第五巻』
著者:内外書籍株式会社 編 発行年:1932年(昭和7) 出版者:内外書籍
目次:餝抄 中
ページ数:658 コマ数:354

藤原道憲入道信西と小狐丸(『参考保元物語』)

保元の乱の作戦会議の時、藤原道憲入道信西が「家に伝タル小狐ト云ムク鞘ノ太刀ヲ帯」びていたという(『参考保元物語』)。

しかし「家ニ伝タル」ものとしない説)『参考保元物語(半井本)』)もある。

『日本刀大百科事典』では、“真実ならば頼長家伝来のものとは同名異物”としている。

『参考保元物語・参考平治物語 (国書刊行会本) 』
著者:今井弘済, 内藤貞顕 編 発行年:1914年(大正3) 出版者:国書刊行会
目次:參考保元物語 卷之一
ページ数:45 コマ数:31

『参考保元物語』は国書刊行会本に半井本の記述も注記されているので、これ一冊で両方の記述を確認できる。

九条兼実と小狐丸(『後照念院殿装束抄』)

九条兼実が文治4年(1162)正月27日、春日神社に参拝のおりに小狐を佩いた(『後照念院殿装束抄』)

その小狐は藤原頼長のものか、藤原信西のものか。
『日本刀大百科事典』では、おそらく兼実は頼長の甥にあたるから、頼長伝来の小狐を譲り受けたのであろうとしている。

『群書類従 : 新校 第五巻』
著者:内外書籍株式会社 編 発行年:1932年(昭和7) 出版者:内外書籍
目次:卷第百十五 後照念院殿裝束抄
ページ数:712 コマ数:381

『後照念院殿装束抄』の記述から、鎌倉時代後期には鷹司家にあったとみることができるらしい。

応安年間に突如として現れた小狐丸(『後愚昧記』)

南北朝時代の公卿・三条公忠の日記『後愚昧記』に、応安3年(1370)、前関白こと九条経教が小狐の太刀を抜いて雷を打ち払った、というような内容が書かれている。

『大日本刀剣史 上巻』(データ送信)
著者:原田道寛 発行年:1938年(昭和13) 出版者:春秋社
目次:名劍小狐丸と名工宗近
ページ数:439~449 コマ数:231~236

『大日本古記録 後愚昧記一 自 康安元年正月 至 應安三年十二月』(紙本)
著者:東京大学史料編纂所 編 発行年:1980年(昭和55) 出版者:岩波書店
目次:應安三年 正月―十二月 紙背文書
ページ数:231

今日未終刻雷雨、渻肝、後聞、雷落九條前関白亭二階、件日為賞良辰、於二階有連哥会之最中霹靂云々、青侍二人為雷公被震死了、八条中将季興朝臣同接此席、雖不入死門病悩云々、雷公落人家事、希有事也、可怖〃〃、後聞、前関白抜大刀名(名小狐、名誉物也、)打払雷公云々、依之無別事之由風聞、]此説大略為実事欤、日来被好武芸、果而而亦如此、無止之事也、世上謳頼之云々、

『後愚昧記』はデジタルコレクションにはないようですが、『大日本古記録』に収録されていて大きな図書館に入っていることがあります。
応安3年8月の日記で、『大日本古記録』にはこの「前関白」は「経教」だと注釈が入っています。

江戸中期、越前で見つかった影打(『越前国古今名蹟考』)

江戸中期に、越前にあるという風聞を耳にした幕府は、享保4年(1719)2月、越前藩に対して調査を命じた。

越前国足羽郡阿波賀村、つまり福井市阿波賀町の春日神社に、小狐の影打ちがあった。

同年4月幕府に提出し、将軍の上覧に供したのち、返却された。
(『越前国古今名蹟考』)

「影」とは影打ちのことであり、小狐丸そのものではない。
九条家からいつの時代か、京都・建仁寺の大統庵所蔵となっていたというのは、この影打ちに関する書上げから判明した事柄のようである。

『越前国古今名蹟考』は『越前国名蹟考』の名で翻刻が出ているのでそちらで確認できる。

『越前国名蹟考 巻之5-6』
著者:井上翼章 編, 日置謙 校 発行年:1902-1903年(明治35-36) 出版者:中村興文堂[ほか]
ページ数:619、620 コマ数:84、85

明治維新後の九条家と松平春嶽と小狐丸影(『眞雪草紙』)

九条家の小狐は鷹司家の後、鎌倉時代後期には失われていたらしいが、1877年(明治10)に阿波賀町の春日神社から松平春嶽を仲介に九条家が「小狐丸影」を買い戻した話がある。

『松平春嶽全集 第1巻』(データ送信)
著者:松平慶永 著, 蘆田伊人, 糟谷季之助 編 発行年:1939年(昭和14) 出版者:三秀舎
目次:眞雪草紙(圖版) 〇小狐丸刀
ページ数:25~27 コマ数:52、53

九条家に戦後まで伝来した小狐丸

『日本刀大百科事典』によると、
九条家に戦後まで伝来していたのは、刃長や反りは同家の記録と一致し、銘も「宗近作」とあるが、明らかに新刀と見えるものという。

出典は『刀剣情報』という雑誌のようである。
この雑誌は国立国会図書館デジタルコレクションにはないようである。

『刀剣鑑定歌伝』と謡曲『小鍛冶』の小狐丸

一条天皇が即位後に御願成就のために三条小鍛冶宗近に御剣を打つよう命じた。
稲荷山にこもって打った宝剣が小狐丸である。

と、いうような話が『刀剣鑑定歌伝』に載っている。

「刀剣史料 (40)」(雑誌・データ送信)
発行年:1962年(昭和35)5月 出版者:南人社
目次:刀剣鑑定歌伝(5) / 中島久胤
ページ数:12 コマ数:8

また、謡曲『小鍛冶』の話の筋はこの『刀剣鑑定歌伝』と同じ背景事情のようである。

一条の院が三条小鍛冶宗近に御剣を打たせるよう命じた。
思い悩む宗近の前に、稲荷明神の狐の化身が現れ相槌を打つことで完成した。

『謡曲 : 校註 1』(データ送信)
著者:佐成謙太郎 著 発行年:1932年(昭和7) 出版者:明治書院
目次:小鍛冶
ページ数:188~197 コマ数:100~104

同名異物・古備前義憲作、大和の石上神宮の小狐丸(『石上神宮宝物誌』)

大和の石上神宮の宝庫に、方五尺(約151.5センチ)ほどの櫃がある。
神符で封じられ開くことはできないが、なかに小狐または小狐丸という刀が納められていた。
(『和州旧跡幽考』『寺社宝物展閲目録』)

『和州旧跡幽考』『寺社宝物展閲目録』も直接読むのは難しいが、『古事類苑』の石上神宮の項目に『和州旧跡幽考』の引用がされているそれで一部だけ確認できる。

『古事類苑 神祇部25』
著者:神宮司庁古事類苑出版事務所 編 発行年:1896‐1914年(明治29-大正3) 出版者:神宮司庁
目次:石上神宮
ページ数:29 コマ数:25

1847年(弘化4)、盗難に遭う

弘化4年(1847)の暮れ、大和の和助・佐蔵ら四人は、垂仁天皇陵を盗掘した後、石上神宮の祠人を抱き込み、宝庫にあった小狐丸を盗み出した。
大阪の一味を通じて、准三后・鷹司政通に売り込んだ。
政通は、それが尋常の剣でないことに気づき、調査させたところ、石上神宮の盗難品と判明。
和助ら一味は、安政5年(1858)、磔刑に処せられた(『今日鈔』)

『慶弘紀聞今日鈔 第1−3』
著者:安田照矩 編 発行年:1874-1876年(明治7-9) 出版者:其親楼
ページ数:3 コマ数:6

作風

『日本刀大百科事典』によると、
この刀は刃長二尺六寸一分(約79.1センチ)、反り八分三厘(約2.5センチ)、地鉄は板目肌、刃文は小丁子乱れ。ただし、焼き直し。中心はうぶ、目釘孔三個。「義憲作」と在銘。古備前義憲の作。

この石上神宮の古備前義憲作の小狐丸について『日本刀大百科事典』では『奈良県史』を出典としているが、国立国会図書館内限定なので、下記の『石上神宮宝物誌』辺りが参考にしやすいと思われる。

『石上神宮宝物誌』
著者:石上神宮 編 発行年:1930年(昭和5) 出版者:石上神宮
目次:第二節 寶物各説 一 傳世品
ページ数:56、57 コマ数:46

調査所感

小狐が……小狐が……多いっ!!

最低限の情報だけまとめようにも割と断片的な情報がぱらぱらと浮上して研究者たちもその記述を突き合わせ繋ぎ合わせて確認している感じなので、一つの歴史として捉えようとするのはかなり難しいですね。

同一物かどうか不明なものもありますが、完全に別物の同名異物も結構あります。
石切剣箭神社にも小狐丸という刀があるらしいですし。

そもそも途中まで二振りあるっぽいしね……藤原頼長のものと、藤原信西のものと。
ただ名刀は他の名刀の話に引っ張られて創作される場合もあるので最近の研究はわからない。
とりあえず大正から昭和初期は「二刀ありしか」扱いだというぐらいで。

というか小狐丸は宮中の記録・公卿の日記系によく記述があるようなんですが、日記の一部分が検索に引っかかってもえーとこれ誰の時代の何の話で……という確認が難しい。
私にはお手上げなので、細かいところは小狐丸スキーの頑張りにお任せします……。

研究書的には小烏丸の時と同じくこの辺りを順番に読むとなんとなく掴めてくるかもしれません。

『英雄と佩刀』
著者:羽皐隠史 発行年:1912年(大正1) 出版者:崇山房
目次:小鍛冶宗近の伝 コマ数:32
目次:宗近の小狐丸 コマ数:35、36

『刀剣一夕話』
著者:羽皐隠史 発行年:1915年(大正4) 出版者:嵩山房
目次:一 小狐丸二刀ありしか コマ数:14~16

『大日本刀剣史 上巻』(データ送信)
著者:原田道寛 発行年:1938年(昭和13) 出版者:春秋社
目次:名劍小狐丸と名工宗近 コマ数:231~236

興味深いのは、「小狐丸影」の話です。
この影打、影打だから正真じゃないと思わせつつ実は『享保名物帳』の一つにこの影打と同じサイズの宗近の刀の情報が御物として載っていると『大日本刀剣史』で原田道寛先生が訝っています。

しかもこの影打、明治に松平春嶽を介して九条家が買い戻しているという……。

ネットでざっくり調べても小狐丸は福井にあった!? みたいな論調の記事があるし、この影打周りで色々ありそうな感じです。

ただまぁ、研究はどこかで進んでいるかもしれませんが決定的な発表がないなら今はまだそんな話もあるよ、ぐらいの理解にしておきましょう。

ここまでやってきたように小狐丸という刀剣、名刀の伝説というか伝承上の名刀の研究史はなかなかまとめるのが難しいです。

紹介した出典の方を確認してもらえればわかると思いますが、実は原文だとそもそも「小狐丸」と書かれていなくて「小狐」になっているものが多いです。

酔剣先生も小狐と小狐丸を同じとしつつもそれぞれに項目を作っていますので、厳密に言うと私のまとめ方みたいに小狐と小狐丸を一緒くたに説明したものもあまり正しくないような気はします。

この辺りの細かい区別とまでなってくると私には完全にお手上げなのでガチ勢にお任せします。

事程左様に小狐丸の話はわかりにくいのですが、刀剣男士としての小狐丸を考えると、極修行の手紙の話から、これは完璧に謡曲『小鍛冶』の小狐丸ですね……。

あ行、か行とここまで調べてきた刀を見ても、刀剣男士は謡曲やら軍記やら特に「物語」を中核とした存在であると強調されている気がします。

たまに、とうらぶに出てくる刀は逸話が曖昧なものばかりみたいな意見を目にするんですが、逸話が曖昧というかむしろ積極的に創作としての物語と共に語られる刀を選んでいると思われます。

男士としての小狐丸を知るには、刀剣だけじゃなく謡曲とか長唄を含めた芸能文化から見る小狐丸の扱いを調べるという方向もあるかもしれません。デジコレでそういう部類の本が検索にめちゃくちゃ引っかかってくる……。

参考文献

『本朝鍛冶考 18巻 [1]』
著者:鎌田魚妙 撰 発行年:1851(嘉永4) 出版者:近江屋平助
ページ数:13 コマ数:53

『本朝鍛冶考 18巻 [3]』
著者:鎌田魚妙 撰 発行年:1851(嘉永4) 出版者:近江屋平助
目次:名剣作者記
ページ数:31 コマ数:73

『越前国名蹟考 巻之5-6』
著者:井上翼章 編, 日置謙 校 発行年:1902-1903年(明治35-36) 出版者:中村興文堂[ほか]
ページ数:619、620 コマ数:84、85

『刀剣談』
著者:高瀬真卿 発行年:1910年(明治43) 出版者:日報社
目次:第十四門 朶雲片片 小狐丸
ページ数:366~368 コマ数:208、209

『英雄と佩刀』
著者:羽皐隠史 発行年:1912年(大正1) 出版者:崇山房
目次:小鍛冶宗近の伝 ページ数:41 コマ数:32
目次:宗近の小狐丸 ページ数:46~49 コマ数:35、36

『参考保元物語・参考平治物語 (国書刊行会本) 』
著者:今井弘済, 内藤貞顕 編 発行年:1914年(大正3) 出版者:国書刊行会
目次:參考保元物語 卷之一
ページ数:45 コマ数:31

『刀剣一夕話』
著者:羽皐隠史 発行年:1915年(大正4) 出版者:嵩山房
目次:一 小狐丸二刀ありしか
ページ数:15~18 コマ数:14~16

『日本趣味十種 国学院大學叢書第壹篇』(データ送信)
著者:芳賀矢一 編 発行年:1924年(大正13年) 出版者:文教書院
目次:八 刀剣の話 杉原祥造
ページ数:328 コマ数:184(または185)

『刀剣談 再版』(データ送信)
著者:羽皐隠史 著, 高瀬魁介 訂 発行年:1927年(昭和2) 出版者:嵩山房
目次:第九、朶雲片々 小狐丸
ページ数:305~307 コマ数:164、165

『日本名著全集 江戸文芸之部 第29巻 (謡曲三百五十番集)』(データ送信)
著者:日本名著全集刊行会 編 発行年:1928年(昭和3) 出版者:日本名著全集刊行会
目次:五番目物 小鍛冶
ページ数:552~554 コマ数:329、330

『謡曲 : 校註 1』(データ送信)
著者:佐成謙太郎 著 発行年:1932年(昭和7) 出版者:明治書院
目次:小鍛冶
ページ数:188~197 コマ数:100~104

『群書類従 : 新校 第五巻』
著者:内外書籍株式会社 編 発行年:1932年(昭和7) 出版者:内外書籍
目次:餝抄 中 ページ数:658 コマ数:354
目次:卷第百十五 後照念院殿裝束抄 ページ数:712 コマ数:381

『史料大成 第15』
著者:笹川種郎 編, 矢野太郎 校訂 発行年:1934(昭和9) 出版者:内外書籍
目次:兵範記 仁平二年八月
ページ数:129 コマ数:79

『京の伝説と戯曲を語る』
発行年:1936年(昭和11) 出版者:松家旅館
目次:伏見稻荷神社 二 寶劍小狐丸の由來
ページ数:13、14 コマ数:11、12

『大日本刀剣史 上巻』(データ送信)
著者:原田道寛 発行年:1938年(昭和13) 出版者:春秋社
目次:名劍小狐丸と名工宗近
ページ数:439~449 コマ数:231~236

『松平春嶽全集 第1巻』(データ送信)
著者:松平慶永 著, 蘆田伊人, 糟谷季之助 編 発行年:1939年(昭和14) 出版者:三秀舎
目次:眞雪草紙(圖版) 〇小狐丸刀
ページ数:25~27 コマ数:52、53

『未刊・稀覯書叢刊 第1輯 第2 1巻 霊獣雑記』
著者:壬生書院編輯部 編 発行年:1939年(昭和14) 出版者:壬生書院編輯部
ページ数:39 コマ数:47

『銘尽 : 観智院本 [2]』(データ送信)
発行年:昭和14(1939年) 出版者:帝国図書館
コマ数:38
(全号まとめから[2]に跳んで38コマ目)

『日本刀と無敵魂』
著者:武富邦茂 発行年:1943年(昭和18) 出版者:彰文館
目次:小狐丸
ページ数:165 コマ数:97

「刀剣史料 (40)」(雑誌・データ送信)
発行年:1962年(昭和35)5月 出版者:南人社
目次:刀剣鑑定歌伝(5) / 中島久胤
ページ数:12 コマ数:8

『大日本古記録 後愚昧記一 自 康安元年正月 至 應安三年十二月』(紙本)
著者:東京大学史料編纂所 編 発行年:1980年(昭和55) 出版者:岩波書店
目次:應安三年 正月―十二月 紙背文書
ページ数:231

『日本刀大百科事典』(紙本)
著者:福永酔剣 発行年:1993年(平成5年) 出版者:雄山閣
目次:こぎつね【小狐】 ページ数:2巻P234、235
目次:こぎつねまる【小狐丸】 ページ数:2巻P235

概説書

『名刀伝説』(紙本)
著者:牧秀彦 発行年:2004年(平成16) 出版者:新紀元社
目次:第一章 古代・平安 小鍛冶宗近(小狐丸)――三条宗近――
ページ数:27

『名刀 その由来と伝説』(紙本)
著者:牧秀彦 発行年:2005年(平成17) 出版者:光文社
目次:伝承・怪談の名刀 小狐丸
ページ数:187

『図解 武将・剣豪と日本刀 新装版』(紙本)
著者:日本武具研究界 発行年:2011年(平成23) 出版者:笠倉出版社
目次:第四章 名匠伝 宗近
ページ数:198~201

『日本刀図鑑: 世界に誇る日本の名刀270振り』(紙本)
発行年:2015年(平成27) 出版者:宝島社
目次:小狐丸
ページ数:9

『刀剣目録』(紙本)
著者:小和田康経 発行年:2015年(平成27) 出版者:新紀元社
目次:≪第一章 平安時代≫ 山城国三条 宗近 小狐丸
ページ数:31

『物語で読む日本の刀剣150』(紙本)
著者:かゆみ歴史編集部(イースト新書) 発行年:2015年(平成27) 出版者:イースト・プレス
目次:第3章 太刀 小狐丸
ページ数:56、57

『刀剣物語』(紙本)
著者:編集人・東由士 発行年:2015年(平成27) 出版者:英和出版社(英和MOOK)
目次:三条宗近作の刀 小狐丸
ページ数:76、77

『刀剣説話』(紙本)
著者:編集人・東由士 発行年:2020年(令和2) 出版者:英和出版社(英和MOOK)
(『刀剣物語』発行年:2015年を加筆修正して新たに発行しなおしたもの)
目次:神仏・霊力にまつわる名刀 小狐丸
ページ数:100、101

『刀剣聖地めぐり』(紙本)
発行年:2016年(平成28) 出版者:一迅社
目次:小狐丸
ページ数:31