イベント前日なので新刀剣男士の全身図と名前発表。
「雲生(うんしょう)」
うむ、予想外!
っていうかこの説明文が何……いや本当何……お前は何を言ってるんだ???
かなり意外なところが来ましたね(でも予想してた人もいたような)とか割と予想的には振り出しに戻ったなとか色々あるんですが航空管制官の一文に全て持ってかれて、うん。
とりあえずすわ兼光か!? と勢い込んだ身としては全く関係なかったので安心してしばらくお休みします。いやマジで。
結局ごっちんと服の特徴似ていたのはどういう理由なんだろうな。そこを出せないと次にネクタイ飾りの鎖族が来た時兼光!? いや鵜飼派!? で迷うことに。
備前伝というより地理的に備前の刀が比較的灰色シャツのスーツ属なんでしょうかねぇ。
刀剣本によると雲類と長船派は近所に住んでるけど完全無関係みたいな感じでした。雲類に似ているのはむしろ来派や青江派のようです。
つまり灰色シャツは備前伝という作風より備前という土地に紐づいた要素?
長船は黒スーツ&灰色シャツが多い(例外もいる)
一文字は白スーツ&灰色シャツが多い(例外もいる)
ネクタイ飾りの件は様子見で。
雲類は今回の件で白&水色スーツに灰色シャツの可能性が出てきた。
ネクタイの模様に関しては、「雲生」を当ててた人がまずこのネクタイを雲模様だと判断してから雲生だと考えていたようなので、ネクタイの模様はやはり重要だったと。
ちなみにポジションは航空管制官だそうなのでパイロット属性を指摘していた人も鋭いんですが、イラストからの読み取り能力はめちゃくちゃすごいけど刀剣としての推測とは無関係なのでこの辺はちょっと別にしておいて。
今回は今まで実装されていなかった「新刀派」かつ「集合体」なので事前予想は難航した感じですね。
これまでの情報の集積を分析して出す定石通りの予想をすると新要素に弱い。
まぁどちらにしろ航空管制官要素ってなんだよってところでツッコミが入るから別にいいか。
とりあえず謎の航空管制官要素は置いといて、とりあえずいつもの本で調べてみると。
えーっと、『日本刀の歴史 古刀編』によると刀工・雲生の伝説として、流派の始祖が後鳥羽上皇の勅命で刀剣を製作した際になかなか納得のゆく作品が出来ず神仏に祈願したところ、満願の夜の夢で空中に漂う霊雲を見て悟り、刃文に応用して一剣を鍛えたと。
天皇に献上したところ刃文の様子雲の如しという言葉を賜ったのでそれ以後雲の字を用いるようになったという……伝説があるようです。あくまでも伝説。
上杉謙信の遺愛品は十六葉の菊花紋章を毛彫りした在銘品か。うん、知らん。
とりあえず夢がどうたらという台詞の理由はわかった。刀工の伝説か。
航空管制官に気を取られ過ぎてたけど「生まれる」のメタファーか。
対百鬼夜行で戦鬼くんから「刀剣男士など生まれなければ」とネガられた次に実装される男士の名に「生」がついていると何がなんでも生まれてくるぜ! というガッツを感じますね。
「雲」のメタファーあんまり見た覚えがないんですがとりあえず男士の名としては村雲江がいる。
で、村雲くんの前に実装された男士が御前こと一文字則宗なので、「雲」の近接メタファーは多分「一」。
「一」のメタファーは他に一期一振がよく引っ張り出されている気がしますが、そう言えば舞台国広が因縁の弥助と再会する天伝もミュージカル長義くん初登場の花影も一期一振が話の中心ですね……。
踏襲順的には白山くんの裏でかぼちゃ(南瓜)的にハロウィンで長義くんとも繋がるよねって考えていた前提からいくと、「山」メタファーの裏に「雲」が来るのか? という気がします。
そして理屈ちょっと今回は省略しますけど、ざっくり九鬼くんの「鬼」の次だとすると「朧」要素が来るって話の延長線上で考えるんですが。
月がかすんだように見える、「朧月」が見える理由の一つは「雲」ですよね。朧雲。
靄の場合もありますけど、朧月で調べると「靄や雲でかすんだ月」と出てきます。
踏襲順的にはこの雲生の次の男士が南海先生踏襲だろうと考えると、南海先生の海要素と雲生の空要素も対になっている気がしますね。
今回「かぼちゃ(南瓜)」男士の時点で白山くんの瓜好きと南海先生の南要素の合間みたいな感じでしたが、それに加えて空と海の対比か?
今回の予想とその分析の結果から言うと、来歴や前後どころか実装されるイベントとの関連すら多分刀剣と関係ねえ! という結論になりました。
これまでも何となく来歴予想は一見説得力があるけれど、肝心のとうらぶくんが毎回変化球投げてきて当たらねえ! みたいな印象だったんですが、やっぱり一番考えやすい来歴との相関はもはや意識的に無視しないとダメっぽいなという結論が得られました。
まあ確かに孫六兼元や大慶直胤と違って特命調査と同時の実装ではありませんでしたが。
一応回想でこんな(刀工名そのまま)だけど熊本の一振り! になる可能性はまだあるんですが。
これで火車切に続き特命調査と関係ない男士の実装二振り目と相成りました。
聚楽第復刻のタイミングで堀川派の四振り目とか長義刀の二振り目とか江雪正宗を期待する心はもう捨てたほうが良さそうです。特命調査に合わせて始まりの五振りの関連刀剣を追加してるわけじゃなさそうだこれ。
メタファーからの予想はやはりこれが主軸という感じがするのですが、だからと言って読めるわけではないんですよね。
メタファーとしては九鬼の「鬼」がかなりわかりやすいところなので、その前が丙子椒林剣、その次が雲生というこの流れの理由を是非とも解明したいところですが先は長そうです。
対百鬼夜行迎撃作戦後の極が長義くんではなく豊前だったところからも思いましたが、やはりストレートな表裏で考えるより何か捻った要素があるようなのでその捻りを意識しないと予想を当てられないのかなぁと。
それができれば苦労はしねえ――――!!
まああとは実際に雲生が回想等で持ってきてくれる情報待ちですね。
ひねりに関しては今のところ、特命調査の観察側が聚楽第では政府刀である長義くん、天保江戸では本丸の刀である蜂須賀と逆になっているという事情と、
逃げるものと助けるもの(友)の関係が第一節の聚楽第では敵側の物語だったのに第二節では政府刀である火車切と九鬼の物語に移行したことを考えると、
敵→政府刀→本丸
みたいな三竦みのポジション移動ではないか? という仮説をしばらく検証したいと思います。
とりあえず細かい話は雲生の回想が来てからにしたいんですが、私がちょっと今体調悪いのでしばらく沈む可能性があります。
夢周りは富田・稲葉なども天下と結びつけて語っていてこれはやはり光と影、すなわち朧に結びつく要素だなと思うので回想で何か新事実判明するといいんですがね。
今回はこんなところで失礼します。