2024年12月の予定表(11月29日発表)

2024年12月の予定

・「秘宝の里~花集めの段~」 近侍曲、古今伝授の太刀・地蔵行平
・新任審神者特別任務(報酬:三日月宗近)
・任務改修(主要任務、日課任務の内容変更)
・錬結強化2倍
・御伴散歩 実装2周年記念プレゼント
・連隊戦 新刀剣男士 13日名前発表、道誉一文字
(江雪左文字が部隊にいると特別効果あり)
・御伴散歩バージョンアップ
・ワクワクお散歩応援CP

感想:

連隊戦に新刀剣男士が突っ込まれるのはいつものことなので、今の時点では特段驚きもなく割と平和な予定表です。
しかし冬の連隊戦で新刀剣男士が実装されること自体はいつものことですが、ここ最近は一年間に実装される刀剣男士が5~6振り程度だったのに比べると今年は火車切、富田江、大慶直胤、丙子椒林剣、九鬼正宗、雲生、新刀剣男士の全7振りになるので、そういう意味では今年は新規実装キャラが多いです。

予定表の感じだと連隊戦の変更点は江雪さん特効追加ぐらいで、イベント自体に大きな何かがありそうな感じはしないです。
とはいえこれに関してはイベント当日に突然脈絡もなくこんちゃんがしゃべり始める可能性もあるのでまだわからない。
夏の連隊戦の琉球三宝は特効と縁刀追加が合わさってますが、江戸城に物吉くん特効が入った時は特に何もなかったので本当に何もない可能性も高いと思います。えー、縁刀の追加は――?

江雪さんが特効なのは、単純に「雪」や「江雪」というメタファーの強調じゃないでしょうか。

ミュージカルのタイトルに「江水散花雪」があるのと、過去ログ掘り返してたら冬の連隊戦はその昔、雪のエフェクトが関連で不具合出したことがあるらしく、もともと連隊戦は「雪」のメタファーを強く打ち出してるイベントなんじゃないでしょうか。

(※備考「江水散花雪」のタイトル自体は月岡芳年が桜田門外の変を描いた浮世絵「江水散花雪」そのままなのでこっちはこっちで考える必要があるかもしれない。)

今まで調べたことがなかったので改めて「江雪」という言葉で検索かけたら唐の詩人・柳宗元が詠んだ五言絶句の漢詩が出ました。

「江雪」とは「川辺に降る雪」の意味で、漢詩の大筋は山に住む鳥や小道から人の足跡が消えた物寂しい景色の中、川に船を浮かべた老翁が一人雪の降る中で釣りをしている、という内容のようです。
作者が左遷されていた時の作品とされ、挫折や孤独を強く感じさせる詩という評価のようです。

「川」は三日月の極修行手紙のように歴史そのものの比喩によく使われているし、「雪」も「川」もメタファーとしては両方重要(「江水散花雪」だけでなく舞台の无伝などでも雪が降っている、花丸も「雪の巻」があり、雪景色から話が始まるなど)。
そう考えると江雪さんの名前の意味が「川に降る雪」であることはちょっと気にしておいた方が良さそうですね……。

あとは御伴散歩絡みが色々あるのと錬結強化2倍は地味に珍しいと思います。

この時期に新刀剣男士が来ること自体はいつも通りですし、少なくともイベント周りでシナリオが進んだり追加される感じはなさそうなので12月は比較的平穏に終われそうな気がします。新情報の本命は来年10周年に突入してからかもしれません。