は行 髭切 ひげきり概要1 源氏の重宝・髭切の物語と資料源氏の重宝と呼ばれる太刀の「髭切」源氏の重宝だった太刀の異名。髭切・鬚切丸とも。現代だと「髭切」表記だが探し物をする場合は「鬚切」の方で検索に引っかかる場合がある。号の由来に関しては『平治物語』と... 2023.12.20 は行刀の事情
は行 泛塵 はんじん概要真田幸村の脇差、「泛塵」真田幸村の差料であったことが『北窓瑣談』などの文献に見える脇差。「泛塵真田左衛門帯之 宇多國次作國廣上之」という銘文が金象嵌銘で入れてあり、宇多国次の作で堀川国広が磨上たことがわかる。『日本刀大百科事典』... 2023.12.20 は行刀の事情
は行 八丁念仏 はっちょうねんぶつ概要雑賀孫市こと鈴木重朝の佩刀、八丁念仏雑賀孫市の佩刀。「八丁念仏」は「八町念仏」とも書く。「八丁念仏団子刺」と呼ばれることもある。明治の高瀬羽皐氏の著作『刀剣談』によると、この刀は雑賀孫市の佩刀であり、月夜にある者を袈裟... 2023.12.20 は行刀の事情
は行 白山吉光 はくさんよしみつ概要「剣 銘吉光」粟田口藤四郎吉光作の剣。寛永10年、3代将軍家光の養女・阿智姫(大姫)が前田光高に嫁いだ際に持参したと言われている。その後、明暦3年に阿智姫の息子・前田綱紀が母の冥福を祈念して「白山比咩神社」に奉納した。以... 2023.12.20 は行刀の事情
は行 博多藤四郎 はかたとうしろう概要「短刀 銘吉光(博多藤四郎)」『享保名物帳』追記の部所載、粟田口吉光作の短刀。『享保名物帳』追記の部によると、元筑前福岡城主・黒田忠之所持。福岡の隣の博多から出たため、博多藤四郎という異名がついた。黒田忠之は豊前小倉城主... 2023.12.20 は行刀の事情
な行 祢々切丸 ねねきりまる概要「山金造波文蛭巻大太刀 中身無銘(号袮々切丸太刀)」栃木県日光・二荒山神社の蔵刀。「弥々切丸」とも。「瀬登太刀」「柏太刀」と並ぶ二荒山神社の三大太刀。二荒山神社の神宝としては祢々切丸が刃長最大の大太刀。例年4月の弥生祭におい... 2023.12.20 な行刀の事情
な行 抜丸 ぬけまる概要平家重宝とされた太刀、「抜丸」平家重宝とされた太刀。作者については伯耆の大原真守説が最も多いが、古剣書には異説が多数存在する。「抜丸」に関する伝説は古剣書、軍記類に様々な形で存在するの歴史として一本化はなかなか難しいが試しに『源... 2023.12.20 な行刀の事情
な行 人間無骨 にんげんむこつ概要森長可の人間無骨、「槍 銘 和泉守兼定(人間無骨と彫あり)」『本朝鍛冶考』などによると、森武蔵守長可が、長島城の戦い(長島一向一揆)において二十七もの首級を挙げた槍。この時の森長可はまだ十七歳だったという。表に「人間」、裏... 2023.12.20 な行刀の事情
な行 日本号 にほんごう概要「大身鎗 名物「日本号」」黒田家の家臣、母里家伝来の名槍。『日本刀大百科事典』の福永酔剣氏は、彫物から見て、大和の金房政次あたりの作と推測している。黒田家の伝来によればもと禁裏にあった槍を15代将軍・足利義昭が拝領。織田信長を... 2023.12.20 な行刀の事情
な行 日光一文字 にっこういちもんじ概要「太刀 無銘一文字(名物日光一文字) 附 葡萄蒔絵刀箱」『享保名物帳』所載、備前福岡一文字作の刀。無銘だが福岡一文字派の傑作で、『武将と名刀』によると一文字中の最高を行くものと称すべきとまで言われる。『享保名物帳』によ... 2023.12.20 な行刀の事情