た行 蜻蛉切 とんぼきり概要「槍 銘藤原正真作(名物蜻蛉切)」、「槍 名物蜻蛉切」徳川家康の臣・本田平八郎忠勝の槍。銘は「藤原正真作」と切る。三河国、田原住の「正真」で、いわゆる“三河文珠”の代表工。しかし、「正真」という刀工は村正派、金房派と複数存在す... 2023.10.25 た行刀の事情
た行 大般若長光 だいはんにゃながみつ概要「太刀 銘長光(大般若長光)」備前長船長光の刀。『享保名物帳』には載っていないが、長光の傑作として大変有名な刀であり、刀剣書では「名物よりも有名」「名物よりも傑作」などと褒めちぎられている。もとは足利義輝の所持だった... 2023.10.25 た行刀の事情
た行 鶴丸国永 つるまるくになが概要「太刀 銘国永(名物鶴丸)」『享保名物帳』所載、京の五条国永作の太刀。現在は宮内庁侍従職が管理している皇室の私有財産(御物)。来歴をまとめるのがとにかく大変で、伊達家伝来までの出来事はどれもなかなか伝説的である。以下、鶴... 2023.10.21 た行刀の事情
た行 太鼓鐘貞宗 たいこがねさだむね概要「短刀 無銘(伝貞宗)(名物太鼓鐘貞宗)」『享保名物帳』所載、相州貞宗作の短刀。『伊達家御刀剣記』によると、伊達家では太鼓磬貞宗とも書くらしい。『徳川実紀』『寛政重脩諸家譜』なども「太鼓磬」表記。号の由来はよく「堺の商... 2023.10.21 た行刀の事情
た行 太閤左文字 たいこうさもんじ概要「短刀 銘 左 築州住」豊臣秀吉の蔵刀、その後、徳川秀忠の差料となる。現在の所蔵元「ふくやま美術館」では「短刀 銘左/筑州住(号じゅらく(太閤左文字))」としている。『国宝刀剣図譜 古刀の部 備中,筑前,豊後,肥後,薩摩... 2023.10.17 た行刀の事情
さ行 ソハヤノツルキ そはやのつるぎ概要「革柄蠟色鞘刀 無銘(伝三池光世作)裏ニ「妙純傳持ソハヤノツルキ」表ニ「ウツスナリ」ト刻ス 附蒔絵刀箱」静岡市の久能山東照宮蔵、徳川家康の遺品。現在は重要文化財。徳川家康がその死の前日、罪人の試し切りをさせ、われ亡きあとは... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 宗三左文字 そうざさもんじ概要「刀 義元左文字 無銘中心ニ「永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀織田尾張守信長」ト金象眼アリ」『享保名物帳』焼失之部所載、築州左文字作の太刀。焼失之部所載ではあるが、越前康継が焼き直したものが現存している。もと四国の三好... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 燭台切光忠 しょくだいきりみつただ概要「刀 銘 無銘 (燭台切光忠)」燭台を斬った異名を持つ、備前光忠の太刀。伊達政宗が豊臣秀吉から拝領とされるが、確実に燭台切と同一の光忠なのか実は曖昧らしい。関東大震災で罹災。焼身になったため長らく現存しないと思われ... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 数珠丸恒次 じゅずまるつねつぐ概要「太刀 銘恒次(名物数珠丸)」『享保名物帳』所載。備中青江恒次の太刀。天下五名剣の一つ。『諸家名剣集』(東京国立博物館デジタルライブラリー)時代:享保4年(1719) 写本コマ数:38『日本刀大百科事典』によれば「珠数... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 信濃藤四郎 しなのとうしろう概要「短刀 銘吉光 名物信濃藤四郎」『享保名物帳』所載、粟田口吉光の短刀。「吉光」と二字銘。吉光の作中ではやや大振りと言われる。号の由来は永井信濃守の所持によるためだという。『名刀集美』(データ送信)著者:本間順治 編 発行... 2023.10.17 さ行刀の事情