た行 太鼓鐘貞宗 たいこがねさだむね 概要 「短刀 無銘(伝貞宗)(名物太鼓鐘貞宗)」 『享保名物帳』所載、相州貞宗作の短刀。 『伊達家御刀剣記』によると、伊達家では太鼓磬貞宗とも書くらしい。 『徳川実紀』『寛政重脩諸家譜』なども「太鼓磬」表記。 号の由来は... 2023.10.21 た行刀の事情
た行 太閤左文字 たいこうさもんじ 概要 「短刀 銘 左 築州住」 豊臣秀吉の蔵刀、その後、徳川秀忠の差料となる。 現在の所蔵元「ふくやま美術館」では「短刀 銘左/筑州住(号じゅらく(太閤左文字))」としている。 『国宝刀剣図譜 古刀の部 備中,筑前,豊後,... 2023.10.17 た行刀の事情
さ行 ソハヤノツルキ そはやのつるぎ 概要 「革柄蠟色鞘刀 無銘(伝三池光世作)裏ニ「妙純傳持ソハヤノツルキ」表ニ「ウツスナリ」ト刻ス 附蒔絵刀箱」 静岡市の久能山東照宮蔵、徳川家康の遺品。 現在は重要文化財。 徳川家康がその死の前日、罪人の試し切りをさせ、われ... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 宗三左文字 そうざさもんじ 概要 「刀 義元左文字 無銘中心ニ「永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀織田尾張守信長」ト金象眼アリ」 『享保名物帳』焼失之部所載、築州左文字作の太刀。 焼失之部所載ではあるが、越前康継が焼き直したものが現存している。 もと... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 燭台切光忠 しょくだいきりみつただ 概要 「刀 銘 無銘 (燭台切光忠)」 燭台を斬った異名を持つ、備前光忠の太刀。 伊達政宗が豊臣秀吉から拝領とされるが、確実に燭台切と同一の光忠なのか実は曖昧らしい。 関東大震災で罹災。焼身になったため長らく現存しな... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 数珠丸恒次 じゅずまるつねつぐ 概要 「太刀 銘恒次(名物数珠丸)」 『享保名物帳』所載。備中青江恒次の太刀。 天下五名剣の一つ。 『諸家名剣集』 (東京国立博物館デジタルライブラリー) 時代:享保4年(1719) 写本 コマ数:38 『日本刀大百科事... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 信濃藤四郎 しなのとうしろう 概要 「短刀 銘吉光 名物信濃藤四郎」 『享保名物帳』所載、粟田口吉光の短刀。 「吉光」と二字銘。 吉光の作中ではやや大振りと言われる。 号の由来は永井信濃守の所持によるためだという。 『名刀集美』(データ送信) 著者:本... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 実休光忠 じっきゅうみつただ 概要 『享保名物帳』焼失之部にある織田信長の愛刀、実休光忠 『享保名物帳』焼失之部にある備前長船の光忠の太刀。 刃長、二尺三寸。押形によると銘は「光忠」の二字。 もと江州三雲氏所持、「三雲光忠」と呼ばれていた。 三好実休... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 七星剣 しちせいけん 概要 七星剣の定義 刀身に北斗七星を金象嵌した上古の剣。七曜剣とも。 ・中国の剣 春秋時代の伍子胥の佩刀。 楚から呉へ逃げていく途中、漁父が江を渡してくれた謝礼に、腰の七星剣を贈ろうとしたが、漁父は受け取らなかった。 (『呉越... 2023.10.17 さ行刀の事情
さ行 地蔵行平 じぞうゆきひら 概要 『享保名物帳』焼失之部にある豊後国行平作の太刀 刃長二尺五寸六分(約77.6センチ) 「行平作」と三字銘だった。 ハバキ元に地蔵尊を彫る 『日本刀大百科事典』(紙本) 著者:福永酔剣 発行年:1993年(平成5年) 出... 2023.10.17 さ行刀の事情