刀の研究史

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巴形薙刀

ともえがたなぎなた 概要 巴形薙刀とは 切先の方が強く反り、かつ幅広になった形の薙刀。 (『剣工談』『剣工秘伝志』) 「刀剣と歴史 (414)」(雑誌・データ送信) 発行年:1963年7月(昭和38) 出版者:日本刀剣保存会 目次:剣工談(...
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同田貫正国

どうだぬきまさくに 概要 刀工・同田貫正国 肥後同田貫系の刀工。 姓は小山、諱は初め信賀、通称を上野介という。 子孫の説によれば、発祥地は肥後国菊池郡菊鹿町稗方にある「同田貫どんの跡」という。 刀銘にも「肥州菊池住信賀」、「菊池住同田貫上野...
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太郎太刀

たろうたち 概要 一般名詞としての太郎太刀、次郎太刀 「太郎太刀」とはもともと「所蔵刀のうち、最大または最良の太刀」のことを指すらしい。 (『日本刀大百科事典』で「太郎太刀」を調べる場合はこの説明しか出てこないので、「真柄父子の太刀」という...
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千子村正

せんごむらまさ 概要 ※千子村正に関して 正直村正に関してはすでにWikipediaの記事が他の刀とは比べられないほど充実しているという前提があるのでここでは省エネ・簡略化・手抜きモードで行きます。 もともと集合体らしい村正に関しては刀工の...
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水心子正秀

すいしんしまさひで 概要 刀工・水心子正秀(初代)(『日本刀大百科事典』) (※出典が直接確認しづらいものがあったので基本は『日本刀大百科事典』の記述に従いつつ他の資料から話の出所を確認できそうな資料名を添えていく。しかしあちこち細かい情報...
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次郎太刀

じろうたち 概要 一般名詞としての太郎太刀、次郎太刀 「太郎太刀」とはもともと「所蔵刀のうち、最大または最良の太刀」のことを指すらしい。 (『日本刀大百科事典』で「太郎太刀」を調べる場合はこの説明しか出てこないので、「真柄父子の太刀」という...
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静形薙刀

しずかがたなぎなた 概要 静形薙刀とは 源義経の愛妾・静御前の薙刀と同型の薙刀。 反り浅く、先幅の広くならないもの、菖蒲造りの刀のようなもの。 (『剣工談』『剣工秘伝志』) 「刀剣と歴史 (414)」(雑誌・データ送信) 発行年:1963年...
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小竜景光

こりゅうかげみつ 概要 「太刀 銘備前国長船住景光 元亨二年五月日(小竜景光)」 鎌倉時代の刀工・備前長船景光作の太刀。 銘は「備前国長船住景光 元亨二年五月日」と切る。この銘文により1322年の作刀が明確。 ハバキ元に小振りの剣巻き竜の彫...
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後藤藤四郎

ごとうとうしろう 概要 「短刀 銘 吉光(名物後藤藤四郎)」 『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光の短刀。 『享保名物帳』によると、江戸幕府の金座・後藤庄三郎光次旧蔵。 時期は明らかではないが、後藤家から幕府の老中・土井利勝の許に...
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篭手切江

こてぎりごう 概要 享保名物、篭手切江(コテ切郷) 『享保名物帳』所載、南北朝時代の越中国の刀工・郷義弘の脇差。 表記は「篭手切江」の他に「コテ切郷」や「篭手切り江」あるいは「小手切郷」など様々ある。 もともと郷義弘の刀は「郷」の字と「江」...