考察

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斬ると食うと、呪いの話(付舞台考)

斬ると食うと、呪いの話(付舞台考)前提として予想に予想を積み立てる砂上の楼閣建設なので以前の考察の説明が必要なのですが、さすがに話が長くなってきたのでもう興味あるなら読んどいてくれよな! という方式で行きます。興味がないならわからなくても問...
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山姥(謡曲)と紅葉狩(謡曲)から予想する山姥切

前回の「煩悩即菩提、「山姥(謡曲)」と山姥切考」の続きです以前の続きからです『謡曲大観 苐五巻』(データ送信)著者:佐成謙太郎 著 発行年:1931年(昭和6) 出版者:明治書院目次:紅葉狩 ページ数:3079~3092 コマ数:142~1...
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本歌と写しの逆転考

本歌と写しの逆転考唯識の理解、一人一宇宙前回の静形薙刀から見る刀剣男士の存在分析の話題から引き続きますが、仏教は唯識、つまり認識による世界が全てなので、世界の真理について我々が抱いている印象とは事実関係がまるっと逆転すると思います。前回は仏...
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静形薙刀から見る刀剣男士存在分析

静形薙刀から見る刀剣男士存在分析実在しない静御前の薙刀、巴御前の薙刀『日本刀物語』(データ送信)著者:福永酔剣 発行年:1964年(昭和39) 出版者:雄山閣目次:静御前と巴御前の薙刀ページ数:53~64 コマ数:34~40研究史調査の途中...
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煩悩即菩提、「山姥(謡曲)」と山姥切考

「山姥(謡曲)」と「紅葉狩(謡曲)」と山姥切考回想56、57と能の「山姥」の構造『謡曲大観 苐五巻』(データ送信)著者:佐成謙太郎 著 発行年:1931年(昭和6) 出版者:明治書院目次:山姥ページ数:3165~3184 コマ数:186~1...
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とうらぶを理解するための仏教の理解の必要性について

とうらぶを理解するための仏教の理解の必要性について仏教とは哲学である考察を始めた頃。とうらぶを理解するためにとりあえず研究史を理解しなきゃね!考察始めて2年後の今。とうらぶを理解するためにとりあえず仏教を勉強しなきゃね!歴史は同じことを繰り...
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夢語を経て慈伝再考

夢語を経て慈伝再考綺伝までと夢語見てここまでの舞台の長義くんの一貫性だいたいつかめたかなと。というわけでこの前の夢語の感想を前提に軽く慈伝再考。山姥切長義の内心夢語のこの部分はやはり長義くんの内面をかなり明らかにしてくれていると思う。「山姥...
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「混」から「分」へ「淆」から「離」へ

蜂須賀についに理解者が! ということでここ数か月石田君との回想131について考えていたんですが、つまりこれって蜂須賀・石田組は「個」の「境界」を保ちたいタイプという話なのではないだろうかと思いました。 そこから第一節のボスが「混」だったこと...