いなばごう
概要
「刀 金象嵌銘 天正十三十二月日 江 本阿弥磨上之(花押) 所持稲葉勘右衛門尉(名物稲葉江)」
『享保名物帳』所載、南北朝時代の越中国の刀工・郷義弘の作。
郷義弘の刀は「郷」の字と「江」の字、どちらも使われることがある。
本阿弥光徳の花押入りの磨上金象嵌銘から、1585年(天正13)頃は稲葉勘右衛門という人物の所持であることが判明している。
『享保名物帳』によると、徳川家康が五百貫で召し上げた。
1600年(慶長5)、徳川家康ははじめ上杉景勝挙兵の報に接して、下野国小山まで軍を進めたとき、石田三成の挙兵が伝えられた。
家康は踵を返して西下するにあたり、上杉景勝の抑えとして残す次男・結城秀康に、この稲葉江と采配・具足などを与えた。
その後は結城秀康の子孫、津山松平家へ伝来。
1933年(昭和8)10月31日、重要美術品認定。
1936年(昭和11)9月18日、国宝(旧国宝)指定。
その後、津山松平家を出て個人蔵に。
1951年(昭和26)6月9日、国宝(新国宝)指定。
現在は山口県の「柏原美術館」蔵。
1585年(天正13)頃、稲葉勘右衛門所持
稲葉江には「天正十三十二月日 江 本阿弥磨上之(花押) 所持稲葉勘右衛門尉」という金象嵌銘が入っているので、この「稲葉勘右衛門」の所持とされる。
稲葉勘右衛門について
稲葉勘右衛門とは、美濃清水城主・稲葉一鉄の庶子で、名は重執、のち重通と改めた。
豊臣秀吉の馬廻役として小牧の役に従軍し、その功により河内国狭山郷を加増された。
小牧の役の翌13年(1585)7月13日、兵庫頭に任じられた。
『戦国人名辞典』(データ送信)
著者:高柳光寿, 松平年一 著 発行年:1962年(昭和37) 出版者:吉川弘文館
目次:稲葉重通 稲葉道通
ページ数:36、37 コマ数:25、26
その年の暮れ、この刀を本阿弥光徳に磨り上げさせ、
「天正十三十二月日 江 本阿弥磨上之(花押) 所持稲葉勘右衛門尉」
と金象嵌を入れさせた。
この金象嵌銘の稲葉勘右衛門に関して、『日本刀大百科事典』では稲葉重通ではなくその五男の道通だとしている。
重通の差料ならば、「稲葉兵庫頭」とするはずである。
勘右衛門という通称は、五男の道通がもらっているので、この金象嵌にある稲葉勘右衛門は、五男の道通のことであろう。
と、いう推測である。
金象嵌を入れたのは埋忠家
金象嵌は埋忠家が担当したので『埋忠押形』にその押形が出ている。
『日本刀大百科事典』によると、
『埋忠押形』の押形には中心先に目釘孔があるが、現在はそれがないので、その後、中心先を七分(約2.1センチ)ほど詰めたことになる、という。
『埋忠銘鑑』
著者:中央刀剣会本部 編 発行年:1932年(昭和7) 出版者:中央刀剣会本部
ページ数:164 コマ数:170
『埋忠銘鑑』(データ送信)
著者:本阿弥光博 解説 発行年:1968年(昭和43) 出版者:雄山閣
目次:(ロ)象嵌施入 コマ数:31、32
目次:四、本書の掲載諸刀散見 コマ数:52
目次:埋忠銘鑑 全 コマ数:224
稲葉勘右衛門から徳川家康へ
『享保名物帳』によると、
徳川家康が五百貫で召し上げた。
『刀剣名物牒』(データ送信)
著者:中央刀剣会 編 発行年:1926年(大正15) 出版者:中央刀剣会 編
目次:第二 細說 (上) 名物牒
ページ数:26 コマ数:16
松平越後守殿津山
稲葉江 象眼銘長さ貳尺参寸四分不知代表裏樋中心表に稲葉勘右衛門尉裏に天正十二年十二月日江本阿彌磨上ると象眼稲葉勘右衛門尉殿所持家康公五百貫に被召上慶長五年家康公下野小山迄御出馬之節奥州之押秀康卿へ被仰付其上時之御軍法御尋被仰上家康公被遊御喜悦右之刀と御采配御秘蔵之御道具秀康卿へ被進
『詳註刀剣名物帳』
著者:羽皐隠史 発行年:1919年(大正8) 出版者:嵩山堂
目次:松倉郷義弘の部
ページ数:75、76 コマ数:52、53
松平越後守殿(津山松平伯爵家)
稲葉郷 象眼銘貳尺三寸四分 不知代(一本に貳尺三寸)表裏樋忠裏に稲葉勘右衛門裏に天正十二年十二月日郷、本阿彌磨上ると象眼銘あり稲葉勘右衛門殿所持家康公五百貫に召上られ慶長五年八月家康公下野小山迄御出馬の節奥州の押へを秀康公へ被仰付右の御刀と御采配秘蔵の御道具を進らる。
1600年(慶長5)、徳川家康から次男・結城秀康へ与えられる
『享保名物帳』によると、
慶長5年(1600)、関ヶ原の役が起こった。
徳川家康ははじめ上杉景勝挙兵の報に接して、下野国小山まで軍を進めたとき、石田三成の挙兵が伝えられた。
家康は踵を返して西下するにあたり、上杉景勝の抑えとして残す次男・結城秀康に、この稲葉江と采配・具足などを与えたという。
結城秀康の子孫、津山松平家へ伝来
『享保名物帳』によると、
結城秀康の子孫、津山松平家へ伝来。
大村加卜の『剣刀秘宝』
『日本刀大百科事典』『埋忠銘鑑(本阿弥光博)』によると、
秀康の嫡男・光長が越後国高田城主だったころ、奇人刀工・大村加卜が仕えていた。
大村加卜はこの稲葉江の拝見を許されたとみえ、その著『剣刀秘宝』のなかに、押形を掲げている。
差し表の鋩子のうえに、金輪があるが、一枚鋩子になっているため、判然とは見えないこと、本阿弥光温が、日本に一つ二つの道具、と褒めたことを注記しているという。
1929年(昭和4)、日本名宝展覧会出品
1929年(昭和4)、日本名宝展覧会出品。
『日本名宝物語 第1輯』
著者:読売新聞社 編 発行年:1929年(昭和4) 出版者:誠文堂
目次:稻葉鄕刀 子爵 松平春康氏藏
ページ数:59~62 コマ数:51~53
1933年(昭和8)10月31日、重要美術品認定
昭和8年(1933)10月31日、重要美術品認定。
松平康春子爵名義。
「太刀 金象嵌銘 天正十三年十二月日 江 本阿弥磨上之花押(光徳) 所持稲葉勘右衛門尉(名物稲葉江)」
『官報 1933年10月31日』
著者:大蔵省印刷局 [編] 発行年:1933年(昭和8) 出版者:日本マイクロ写真
目次:文部省告示第三百十二号 昭和八年十月三十一日
ページ数:746 コマ数:5
1936年(昭和11)9月18日、国宝(旧国宝)指定
昭和11年(1936)9月18日、国宝(旧国宝)指定。
松平康春子爵名義。
「刀 金象嵌銘 天正十三十二月日 江 本阿弥磨上之(花押) 所持稲葉勘右衛門尉」
『日本刀分類目録』(データ送信)
著者:郷六貞治 編 発行年:1944年(昭和19) 出版者:春陽堂
目次:目録
ページ数:44 コマ数:39
『官報 1936年09月18日』
著者:大蔵省印刷局 [編] 発行年:1936年(昭和11) 出版者:日本マイクロ写真
目次:文部省告示第三百二十七号 昭和十一年九月十八日
ページ数:447 コマ数:4
戦後、津山松平家を出て個人蔵に
下記の官報で「稲葉江」の所有者が昭和20年4月27日(1945)に松平康春子爵から中島喜代一氏に変更されている。
(1947年の官報だが変更自体は1945年、変更申請からその受理までの間に終戦を迎えているようである)
中島喜代一氏はこの時同時に将軍家伝来の国宝「三日月宗近」「亀甲貞宗」も入手している。
『官報 1947年04月17日』
著者:大蔵省印刷局 [編] 発行年:1947年(昭和22) 出版者:日本マイクロ写真
目次:文部省告示第五十四号 昭和二十二年四月十七日
ページ数:171 コマ数:16
1951年(昭和26)6月9日、国宝(新国宝)指定
昭和26年(1951年)6月9日、国宝(新国宝)指定。
中島たま氏名義。
「刀 金象嵌銘 天正十三十二月日 江 本阿弥磨上之(花押) 所持稲葉勘右衛門尉(名物稲葉江)」
官報の年月日と指定の年月日がずれていますが、この年月日であっています。
昭和26年6月9日に重要文化財から国宝指定された工芸品は昭和27年1月12日に告示が出されたという話です。
官報の告示が第何号でどういう法律によるかは5コマ目に説明が載っています。
『官報 1952年01月12日』
著者:大蔵省印刷局 [編] 発行年:1952年(昭和27) 出版者:日本マイクロ写真
目次:文化財保護委員会告示第二号 昭和二十七年一月十二日
ページ数:140 コマ数:7
現在は「柏原美術館」蔵
「国指定文化財等データベース」によると、
現在の所有者、保管施設は「公益財団法人柏原美術館」。
「柏原美術館」のサイトによると、2019年には「稲葉江展」も開かれていたらしい。
2023年の「THE NETSUKE」展でも公開されている。
(「岩国歴史美術館」→「岩国美術館」→「柏原美術館」と美術館の名前が変わっている。「稲葉江展」のお知らせ時は「岩国美術館」になっているが、「柏原美術館」と同じ))
作風
刃長二尺三寸四分(約70.9センチ)。
表裏に樋先下がりの刀樋をかく。
地鉄は板目肌、地沸えつく。
刃文は広直刃に足入り、先次第に乱れ、鋩子一枚となる。
『日本刀大百科事典』(紙本)
著者:福永酔剣 発行年:1993年(平成5年) 出版者:雄山閣
目次:いなばごう【稲葉郷】
ページ数:1巻P102、103
鞘書等
津山松平家の記録に鞘書や袋、箱の記載がある。
以下は刀剣と歴史461号の方の記述を参考。
御脛巾、金無垢二重玉地鈩。
但切羽付に白銀屋村上弥左エ門と銘入る。
至て細鑚にて見へがたし。
尤御白鞘に入る。
御鞘書 御袋、縹色閃緞、紐紃成。尤稲葉郷と浅黄糸にて銘縫ひ入れあり。
内御箱、黒塗きちやうめん金粉、尤蓋に金粉にて稲葉郷と記し之あり。紐付け金物銀。紐紫、打緒。
内御箱外裏み黒閃緞萌黄さなだ。但表緞子は悉破れ失。裡とき色、加伊岐ばかり残り之あり。
外御箱溜塗、尤蓋に稲葉卿と金粉にて記し之あり。尤錠前付金具烏金。
「刀剣と歴史 (461)」(雑誌・データ送信)
発行年:1971年5月(昭和46) 出版者:日本刀剣保存会
目次:津山松平家の刀(上) / 多胡昭夫
ページ数:32、33 コマ数:21
『津山地方郷土誌 第2冊』(データ送信)
著者:矢吹金一郎 編 発行年:1977年(昭和52) 出版者:名著出版
目次:松平家御宝剣茎押形並御伝来推考抜抄
ページ数:40~42 コマ数:225、226
調査所感
・津山松平家は「童子切安綱」「稲葉江」「石田正宗」の三振りが有名
とうらぶのキャラとしては稲葉・石田間にまったく交流がない(石田くん実装時に二振りの間に回想なし)のですが、刀剣の研究書ですとこの三振りで津山松平家の名刀セットです。
津山松平家の他の刀の話も知りたい場合は刀装や鞘書などの情報が載っている下記の本がオススメです。
『津山地方郷土誌 第2冊』(データ送信)
著者:矢吹金一郎 編 発行年:1977年(昭和52) 出版者:名著出版
目次:松平家御宝剣茎押形並御伝来推考抜抄
ページ数:40~42 コマ数:225、226
・中島氏から後の来歴ははっきりしない?
最近のことは個人情報の問題もあるしそうはっきりさせる必要もないと思ってあんまり調べないしそれでいいやと思っているんですが、とりあえず同じく中島家に在った三日月宗近と亀甲貞宗が移動したときには稲葉江は所有者変更していないとだけ書いておきます。
三日月は1951年には別の所有者に渡っていてそっちの名義で国宝指定とかされていますし亀甲くんも三日月と一緒ですが、稲葉江は1961年の「正宗とその一門」展や、1968年の『指定文化財総合目録 [昭和43年版] (美術工芸品篇)』の頃も中島氏所有です。
・一時期所在不明?
ネットに残っている記事のあれこれからすると、平成27年の文化庁の調査で所在不明になっていることが判明したが、平成28年には無事に所在が判明したらしい。
現在は「柏原美術館」(旧岩国美術館)蔵。
参考サイト
「国指定文化財等データベース」
「文化遺産オンライン」
「柏原美術館」
参考文献
『刀剣講話 4』
著者:別役成義, 今村長賀 述 発行年:1898-1903年(明治31-36)
目次:第三 北陸物
ページ数:22、30 コマ数:26、35
『剣話録 上』
著者:剣話会 編(別役成義) 発行年:1912年(明治45) 出版者:昭文堂
目次:五 相州物(中) ページ数:42 コマ数:31
目次:二十四 同国物にして作の違ふ所を弁す(九) ページ数:195 コマ数:107
『剣話録 下』
著者:剣話会 編(今村長賀) 発行年:1912年(明治45) 出版者:昭文堂
目次:三 北陸物
ページ数:14 コマ数:13
『英雄と佩刀』
著者:羽皐隠史 発行年:1912年(大正1) 出版者:崇山房
目次:武田家重代の郷
ページ数:67 コマ数:45
『詳註刀剣名物帳』
著者:羽皐隠史 発行年:1919年(大正8) 出版者:嵩山堂
目次:松倉郷義弘の部
ページ数:75、76 コマ数:52、53
『日本趣味十種 国学院大學叢書第壹篇』(データ送信)
著者:芳賀矢一 編 発行年:1924年(大正13) 出版者:文教書院
目次:八 刀剣の話 杉原祥造
ページ数:360 コマ数:201(もしくは200)
『刀剣名物牒』(データ送信)
著者:中央刀剣会 編 発行年:1926年(大正15) 出版者:中央刀剣会 編
目次:第二 細說 (上) 名物牒
ページ数:26 コマ数:16
『日本名宝物語 第1輯』
著者:読売新聞社 編 発行年:1929年(昭和4) 出版者:誠文堂
目次:稻葉鄕刀 子爵 松平春康氏藏
ページ数:59~62 コマ数:51~53
「刀剣と歴史 (221)」(雑誌・データ送信)
発行年:1929年5月(昭和4) 出版者:日本刀剣保存会
目次:名寶展覽會の優品 / 梅園
ページ数:10 コマ数:6
『埋忠銘鑑』
著者:中央刀剣会本部 編 発行年:1932年(昭和7) 出版者:中央刀剣会本部
ページ数:164 コマ数:170
『官報 1933年10月31日』
著者:大蔵省印刷局 [編] 発行年:1933年(昭和8) 出版者:日本マイクロ写真
目次:文部省告示第三百十二号 昭和八年十月三十一日
ページ数:746 コマ数:5
『日本刀講座 第8巻 (歴史及説話・実用及鑑賞)』(データ送信)
著者:雄山閣 編 発行年:1934年(昭和9) 出版者:雄山閣
目次:(歷史及說話三)本朝名刀傳
ページ数:28、29 コマ数:251
『名刀図譜』(データ送信)
著者:本間順治 発行年:1935年(昭和10年) 出版者:大塚巧芸社
目次:四二 刀 金象嵌銘 天正十三十二月日江本阿彌磨上之(花押) 所持稻葉勘右衞門尉 名物稻葉江 コマ数:57
目次:名刀図譜 解説 ページ数:12 コマ数:136
「維新 2(3)」(データ送信)
発行年:1935年3月(昭和10) 出版者:維新社
目次:古名刀を語る/本阿弥光遜
ページ数:228~230 コマ数:122、123
『刀剣刀装鑑定辞典』(データ送信)
著者:清水孝教 発行年:1936年(昭和11) 出版者:太陽堂
目次:イナバガウ【稲葉江】
ページ数:29 コマ数:25
『重要美術品等認定物件目録 第1輯 自昭和8年7月25日 至昭和11年2月5日』
著者:文部省宗教局 編 発行年:1936年‐1938年(昭和11至13) 出版者:文部省宗教局
目次:昭和八年十月三十一日認定ノ分 繪、彫、文、典、書、刀、工、考古(二一四點)
ページ数:51 コマ数:34
『官報 1936年09月18日』
著者:大蔵省印刷局 [編] 発行年:1936年(昭和11) 出版者:日本マイクロ写真
目次:文部省告示第三百二十七号 昭和十一年九月十八日
ページ数:447 コマ数:4
『刀談片々』(データ送信)
著者:本阿弥光遜 発行年:1936年(昭和11) 出版者:何光社
目次:古名刀を語る 郷義弘
ページ数:238~243 コマ数:128~130
『東京帝室博物館復興開館陳列目録 第6』
著者:東京帝室博物館 編 発行年:1938年(昭和13) 出版者:東京帝室博物館
ページ数:131 コマ数:69
『大日本刀剣史 下巻』(データ送信)
著者:原田道寛 発行年:1941年(昭和16) 出版者:春秋社
目次:宮内省及諸家秘藏の貸下げ名物
ページ数:609 コマ数:315
『刀剣鑑定秘話 2版』
著者:本阿弥光遜 発行年:1942年(昭和17) 出版者:金竜堂
目次:古名刀を語る 郷義弘
ページ数:238~243 コマ数:125~127
『日本刀分類目録』(データ送信)
著者:郷六貞治 編 発行年:1944年(昭和19) 出版者:春陽堂
目次:目録
ページ数:44 コマ数:39
『名刀集美』(データ送信)
著者:本間順治 編 発行年:1948年(昭和23) 出版者:日本美術刀剣保存協会
目次:解説
コマ数:185
『指定文化財総合目録 〔昭和33年版 第2〕』(データ送信)
発行年:1958年(昭和33) 出版者:文化財保護委員会
目次:東京都
ページ数:27 コマ数:20
『国宝図録 第1集』(データ送信)
著者:文化財協会 編 発行年:1952年(昭和27) 出版者:文化財協会
目次:工芸の部
ページ数:67、68 コマ数:104、105
『国宝図録 第1集 解説』(データ送信)
著者:文化財協会 編 発行年:1952年(昭和27) 出版者:文化財協会
目次:工芸の部
ページ数:67、68 コマ数:41、42
『日本古刀史』(データ送信)
著者:本間順治 発行年:1958年(昭和33) 出版者:日本美術刀剣保存協会
目次:三、鎌倉時代 郷義弘 作例
ページ数:61 コマ数:66
『正宗とその一門』(データ送信)
著者:本間順治、佐藤貫一編 発行年:1961年(昭和36) 出版者:日本美術刀剣保存協会
目次:69 国宝 刀 金象嵌銘 江(稲葉江) 1口 中島たま氏蔵
ページ数:138、139 コマ数:185、186
『図説日本文化史大系 第7 改訂新版』(データ送信)
著者: [図説日本文化史大系]編集事務局 編 発行年:1966年(昭和41) 出版者:小学館
目次:遺品目録
ページ数:422 コマ数:215
『日本刀講座 第2巻 新版』(データ送信)
発行年:1966年(昭和41) 出版者:雄山閣出版
目次:新版日本刀講座<古刀鑑定編(上)> 目次
ページ数:80、81 コマ数:54
『日本刀全集 第1巻』(データ送信)
発行年:1966年(昭和41) 出版者:徳間書店
目次:名物と国宝 辻本直男
ページ数:120、121 コマ数:64
『日本刀全集 第3巻』(データ送信)
発行年:1967年(昭和42) 出版者:徳間書店
目次:古刀(山陽道・南海道・山陰道・北陸道)加島進
ページ数:243、244 コマ数:125、126
『日本刀全集 第5巻』(データ送信)
著者:加島新、藤代松雄、池田末松、高橋信一郎(監修:本間順治、佐藤貫一) 発行年:1967年(昭和42) 出版者:徳間書店
目次:新刀 池田末松
ページ数:144、146 コマ数:80、81
『埋忠銘鑑』(データ送信)
著者:本阿弥光博 解説 発行年:1968年(昭和43) 出版者:雄山閣
目次:(ロ)象嵌施入 コマ数:31、32
目次:四、本書の掲載諸刀散見 コマ数:52
目次:埋忠銘鑑 全 コマ数:224
『指定文化財総合目録 [昭和43年版] (美術工芸品篇)』(データ送信)
発行年:1968年(昭和43) 出版者:文化財保護委員会
目次:東京都
ページ数:22 コマ数:21
『日本刀全集 第9巻』(データ送信)
発行年:1968年(昭和43) 出版者:徳間書店
目次:愛刀家談義 中島喜代一 ページ数:261、262 コマ数:134、135
目次:愛刀家談義 堀井秀明 ページ数:264 コマ数:136
『日本刀講座 第10巻 新版』(データ送信)
発行年:1970年(昭和45) 出版者:雄山閣出版
目次:北陸・東海・山陽道
ページ数:95、96 コマ数:169、170
『原色日本の美術 21』(データ送信)
著者:尾崎元春、佐藤寒山 発行年:1970年(昭和45) 出版者:小学館
目次:図版解説Ⅲ ページ数:124 コマ数:130
目次:図版解説Ⅳ ページ数:141 コマ数:147
目次:一、日本刀概説 ページ数:234 コマ数:240
「刀剣と歴史 (461)」(雑誌・データ送信)
発行年:1971年5月(昭和46) 出版者:日本刀剣保存会
目次:津山松平家の刀(上) / 多胡昭夫
ページ数:32、33 コマ数:21
『津山地方郷土誌 第2冊』(データ送信)
著者:矢吹金一郎 編 発行年:1977年(昭和52) 出版者:名著出版
目次:松平家御宝剣茎押形並御伝来推考抜抄
ページ数:40~42 コマ数:225、226
『新・日本名刀100選』(紙本)
著者:佐藤寒山 発行年:1990年(平成2) 出版社:秋田書店
(中身はほぼ『日本名刀100選』 著者:佐藤寒山 発行年:1971年(昭和46) 出版社:秋田書店)
目次:58 名物稲葉郷
ページ数:194~196
『日本刀大百科事典』(紙本)
著者:福永酔剣 発行年:1993年(平成5年) 出版者:雄山閣
目次:いなばごう【稲葉郷】
ページ数:1巻P102、103
概説書
『刀剣目録』(紙本)
著者:小和田康経 発行年:2015年(平成27) 出版者:新紀元社
目次:≪第三章 南北朝・室町時代≫ 越中国松倉 義弘
ページ数:240、241