あ行 雲生 うんしょう概要刀工の略伝雲生は備前国鎌倉時代末期の刀工。備前鵜飼派の祖。刀工・雲次の兄。鵜飼派とは備前国宇甘(うかい)郷に鎌倉中期から南北朝時代にわたって居住した刀工の一派。宇甘を鵜飼庄とも称したので「鵜飼物」、あるいはこの派の刀工ががみな... 2024.12.21 あ行刀の事情
か行 九鬼正宗 くきまさむね概要銘文、表記、呼び方等「九鬼正宗」「短刀 無銘正宗(名物九鬼正宗)」「短刀 無銘傳正宗 附 金無垢二重鎺(埋忠寿斎ノ銘アリ)」(※ハバキは環境依存文字)「短刀 無銘正宗(名物九鬼正宗) 付 金無垢二重鎺 銘 埋忠寿斎」「短刀 ... 2024.12.21 か行刀の事情
た行 道誉一文字 どうよいちもんじ概要銘文、表記、呼び方等「太刀 銘 一(名物道誉一文字)」略歴『享保名物帳』所載、鎌倉時代中期の備前福岡一文字派作の太刀。『享保名物帳』によると、佐々木道誉旧蔵。『日本刀大百科事典』は『享保名物帳(享保8年本)』を出典として... 2024.12.17 た行刀の事情
た行 富田江 とみたごう概要銘文、表記、呼び方等「富田江」「富田郷」「刀 無銘義弘(名物富田江)」「太刀 無銘(名物富田郷)」略歴『享保名物帳』所載、南北朝時代の越中国の刀工・郷義弘の作。郷義弘の刀は「郷」の字と「江」の字、どちらも使われることがある。『... 2024.04.06 た行刀の事情
か行 火車切 かしゃぎり概要「脇指 銘 相模国住人広光/康安二年十月日〈号 火車切〉」南北朝時代の刀工・相州広光作の脇差。号の由来は不明。上杉家伝来で、上杉景勝御手選三十五腰の一つ。1937年(昭和12)12月24日、重要美術品認定。戦後は上杉家を出て、... 2024.01.16 か行刀の事情
ま行 毛利藤四郎 もうりとうしろう概要「短刀 銘 吉光 名物 毛利藤四郎」「短刀(名物 毛利藤四郎)」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の短刀。『享保名物帳』によれば、もと毛利輝元所持であり、号の由来ともなっている。版ごとに内容に差があり、刃長... 2024.01.13 ま行刀の事情
ま行 乱藤四郎 みだれとうしろう概要名物 乱藤四郎『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の短刀。直刃の多い粟田口吉光の作の中では珍しい乱刃であることから乱藤四郎と呼ばれるようになったという。『享保名物帳』によると、初めは「細川の乱藤四郎」と呼ばれ... 2024.01.13 ま行刀の事情
ま行 三日月宗近 みかづきむねちか概要「太刀 銘三条(名物三日月宗近) 附 糸巻太刀拵鞘」『享保名物帳』所載、平安時代の刀工・三条宗近作の太刀。『長享銘盡』の記述から、室町時代にはすでに「三日月宗近」の号で呼ばれていた。確実に判明している所有者は『享保名物帳... 2024.01.13 ま行刀の事情
ま行 孫六兼元 まごろくかねもと概要刀工・孫六兼元濃州末関の代表工。“関の孫六”の名で大衆にも知られ、和泉守兼定と末関の双璧をなす。しかし、その身許については異説が多いという。『日本刀の歴史 古刀編』によると、一説には関の和泉守兼定と兄弟の契りを結んだと言... 2024.01.13 ま行刀の事情
ま行 物吉貞宗 ものよしさだむね概要「短刀 無銘貞宗(名物物吉貞宗)」、「脇指 無銘 貞宗 名物物吉貞宗」『享保名物帳』所載、相州貞宗極めの脇差。号の由来は『黎明会名刀図録』などに引用されている『物吉記』などによれば、百事吉祥、何事も思召しのままになったか... 2023.12.27 ま行刀の事情