天下五剣

みかづきむねちか概要「太刀　銘三条(名物三日月宗近)　附　糸巻太刀拵鞘」『享保名物帳』所載、平安時代の刀工・三条宗近作の太刀。『長享銘盡』の記述から、室町時代にはすでに「三日月宗近」の号で呼ばれていた。確実に判明している所有者は『享保名物帳...

じゅずまるつねつぐ概要銘文、表記、呼び方等「数珠丸恒次」「珠数丸」「太刀　銘　恒次（数珠丸）」「太刀　銘恒次(名物数珠丸)」『日本刀大百科事典』によれば「珠数丸」であって「数珠丸とは書かない」そうだが、現在は「珠数」でも「数珠」でもどちらで...

おにまるくにつな概要「太刀　銘国綱　名物鬼丸国綱」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口国綱作の太刀。『太平記』に北条時政が夢の中に出てくる小鬼に苦しめられた時、老翁に変じて夢の中に現れたという逸話を持つ。北条時政が老翁の求め通り清浄な...

おおでんたみつよ概要「太刀　銘光世作(名物大典太)　附　革包太刀拵」『享保名物帳』所載の太刀。平安時代の筑後の刀工・三池典太光世の作。「大典太」の表記は資料によって「大伝太」、「大伝多」など表記が分かれる。「大典太光世」は「三日月宗近」「鬼...