か行 小竜景光 こりゅうかげみつ概要「太刀 銘備前国長船住景光 元亨二年五月日(小竜景光)」鎌倉時代の刀工・備前長船景光作の太刀。銘は「備前国長船住景光 元亨二年五月日」と切る。この銘文により1322年の作刀が明確。ハバキ元に小振りの剣巻き竜の彫物があるの... 2023.07.15 か行刀の事情
か行 古今伝授の太刀 こきんでんじゅのたち概要「太刀 銘豊後国行平作 附 革包太刀拵」鎌倉時代の豊後国の刀工・行平作の太刀。銘は「豊後国行平作」。もと細川幽斎所持。1600年(慶長5)の関ケ原の戦いの一部である「田辺城の戦い」に関係する来歴。当時、細川幽斎は古今... 2023.07.15 か行刀の事情
か行 小狐丸 こぎつねまる概要三条小鍛治宗近作、藤原氏伝来の名剣の名、小狐丸『日本刀大百科事典』によると、作者は三条小鍛治宗近であるというのが決定的。『正和銘鑑(観智院本)』『文明十六年銘盡』『宇都宮銘盡』『文明十年銘盡』『文明銘鑑』『銘尽 : 観智院本... 2023.07.15 か行刀の事情
か行 小烏丸 こがらすまる概要「小烏丸」という刀剣は、同名異物が多数小烏丸という号で呼ばれる「現存する刀剣」も、小烏丸という号で呼ばれている「刀剣の伝承」も複数存在する。そのため、どの小烏丸の何の話をしているのか、どの刀剣とどの伝承が一致するかの整理が難... 2023.07.15 か行刀の事情
か行 江雪左文字 こうせつさもんじ概要「太刀 銘築州住 左」「太刀 銘築州住左(江雪左文字) 附打刀拵」南北朝時代の刀工・初代左文字作の太刀。小田原北条氏の臣・板部岡越中守融成入道江雪斎(岡野江雪斎)の佩刀。来歴は『野史』によれば江雪斎から秀吉へ、秀吉から家... 2023.07.15 か行刀の事情
あ行 鬼丸国綱 おにまるくにつな概要「太刀 銘国綱 名物鬼丸国綱」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口国綱作の太刀。『太平記』に北条時政が夢の中に出てくる小鬼に苦しめられた時、老翁に変じて夢の中に現れたという逸話を持つ。北条時政が老翁の求め通り清浄な... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 大典太光世 おおでんたみつよ概要「太刀 銘光世作(名物大典太) 附 革包太刀拵」『享保名物帳』所載の太刀。平安時代の筑後の刀工・三池典太光世の作。「大典太」の表記は資料によって「大伝太」、「大伝多」など表記が分かれる。「大典太光世」は「三日月宗近」「鬼... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 大包平 おおかねひら概要「太刀 銘 備前国包平作(名物大包平)」『享保名物帳』所載の太刀。平安時代の刀工・古備前の包平作。池田輝政の佩刀と言われているが、確証はないかもしれない。確実なのは池田輝政の孫の備前岡山藩主・池田光政の所持であり、この時代の... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 鶯丸 うぐいすまる概要「太刀 銘 備前国友成(名物鶯丸)」平安時代の備前の刀工・友成作の太刀(古備前)。『寛政重脩諸家譜』によると、1441年(嘉吉1)、関東管領・足利持氏の遺児、春王丸・安王丸が下総国結城において挙兵した時、信濃守護であった小笠... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 一文字則宗 いちもんじのりむね概要備前福岡一文字派の祖・刀工則宗「一文字」とは古備前鍛冶に続いて現れた古い流派。後鳥羽上皇の御番鍛冶であった刀工・則宗を祖とし、その多くは茎の中央部近くに「一」と切ることから「一文字」と呼ばれている。この「一」の字はそも... 2023.07.15 あ行刀の事情