山城

はかたとうしろう概要銘文、表記、呼び方等「博多藤四郎」「短刀　銘吉光」「短刀　銘吉光(博多藤四郎)」略歴『享保名物帳』追記の部所載、粟田口吉光作の短刀。『享保名物帳』追記の部によると、元筑前福岡城主・黒田忠之所持。福岡の隣の博多から出たため...

なんかいたろうちょうそん概要刀工・南海太郎朝尊について土佐国高岡郡黒岩村二ツ野三十一番屋敷（高知県高岡郡佐川町二ツ野）の大鋸鍛冶・森岡善右衛門の次男。通称は友之助・朝之助・孝之助・刀銘は友尊・友高とも。朝尊はトモタカともチョウソンともよむ。...

なまずおとうしろう概要銘文、表記、呼び方等「鯰尾藤四郎」「鯰尾吉光」「脇指 吉光 名物鯰尾藤四郎」「脇指　吉光（名物鯰尾藤四郎）」略歴『享保名物帳』焼失の部所載、粟田口吉光作の脇差。『享保名物帳』では焼失之部に載っているというだけで、その後...

なきぎつね概要銘文、表記、呼び方等「鳴狐」「啼狐」（読み方は「なきぎつね」だが珍しいものには「メイコ」と説明している本もあった）「刀 銘左兵衛尉藤原国吉」略歴鎌倉時代の刀工・粟田口国吉作の大脇差。初めは播州姫路藩士の石黒甚右衛門という馬術の...

しなのとうしろう概要銘文、表記、呼び方等「信濃藤四郎」「短刀　銘吉光　名物信濃藤四郎」略歴『享保名物帳』所載、鎌倉時代の山城国の刀工・粟田口藤四郎吉光の短刀。「吉光」と二字銘。吉光の作中ではやや大振りと言われる。号の由来は永井信濃守の所持に...

やげんとうしろう概要銘文、表記、呼び方等「薬研藤四郎」（「薬研徹し」「薬研通」も同物の可能性がある）略歴『享保名物帳』焼失之部所載、鎌倉時代の刀工・粟田口藤四郎吉光作の短刀。『享保名物帳』『応仁後記』『足利季世記』などによると、1500年（...

ごとうとうしろう概要「短刀　銘　吉光（名物後藤藤四郎）」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光の短刀。『享保名物帳』によると、江戸幕府の金座・後藤庄三郎光次旧蔵。時期は明らかではないが、後藤家から幕府の老中・土井利勝の許に移った。1...

ごこたい概要「短刀 銘吉光　附　腰刀拵（柄ナシ）」鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の短刀。銘は「吉光」と二字銘。『日本刀大百科事典』によると、“五虎逃げ”ともいうらしい。『能阿弥本』によると、遣明船で中国に渡った足利将軍義満のある同朋が、荒野で...

こぎつねまる概要三条小鍛治宗近作、藤原氏伝来の名剣の名、小狐丸『日本刀大百科事典』によると、作者は三条小鍛治宗近であるというのが決定的。『正和銘鑑（観智院本）』『文明十六年銘盡』『宇都宮銘盡』『文明十年銘盡』『文明銘鑑』『銘尽 : 観智院本...

おにまるくにつな概要「太刀　銘国綱　名物鬼丸国綱」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口国綱作の太刀。『太平記』に北条時政が夢の中に出てくる小鬼に苦しめられた時、老翁に変じて夢の中に現れたという逸話を持つ。北条時政が老翁の求め通り清浄な...