ま行 村雲江 むらくもごう概要「刀 無銘伝義弘(名物村雲江)」『享保名物帳』の原本にはなく、後世に追記したもの。南北朝時代の刀工・越中の郷義弘極めの刀。「村雲江」とも「村雲郷」とも書く。『享保名物帳』によると、本阿弥光徳が江州から取り出してきて、豊臣秀吉... 2023.12.27 ま行刀の事情
は行 へし切長谷部 へしきりはせべ概要「刀 金象嵌銘長谷部国重本阿花押 黒田筑前守(名物へし切)」『享保名物帳】所載、本阿弥光徳によって南北朝時代の刀工・長谷部国重と極められた刀。無銘の刀を本阿弥光徳が極めたため金象嵌で「長谷部国重本阿(花押)」「黒田筑前守」... 2023.12.27 は行刀の事情
な行 にっかり青江 概要「刀 金象嵌銘 羽柴五郎左衞門尉長」(名物ニツカリ)」『享保名物帳』所載の脇差。「にっかり青江」という号の基本形は変わらずとも「につかり青江」「ニツカリ青江」「にかり」「にかり青江」「耶加里貞次大脇差」など表記揺れが多い。作者は青江派で... 2023.12.20 な行刀の事情
な行 鯰尾藤四郎 なまずおとうしろう概要「脇指 吉光(名物鯰尾藤四郎)」『享保名物帳』焼失の部所載、粟田口吉光作の脇差。『享保名物帳』では焼失之部に載っているというだけで、その後焼き直し(再刃)されて現存している。『日本刀大百科事典』によると、『文禄三年押形... 2023.12.20 な行刀の事情
か行 後藤藤四郎 ごとうとうしろう概要「短刀 銘 吉光(名物後藤藤四郎)」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光の短刀。『享保名物帳』によると、江戸幕府の金座・後藤庄三郎光次旧蔵。時期は明らかではないが、後藤家から幕府の老中・土井利勝の許に移った。1... 2023.07.15 か行刀の事情
か行 桑名江 くわなごう概要「刀 金象嵌銘義弘本阿(花押) 本多美濃守所持」『享保名物帳』所載、南北朝時代の越中国の刀工・郷義弘の刀。郷義弘の刀は「郷」の字と「江」の字、どちらも使われることがある。大磨り上げ無銘。本阿弥光徳が郷義弘と鑑定し、金象嵌銘が入... 2023.07.15 か行刀の事情
あ行 鬼丸国綱 おにまるくにつな概要「太刀 銘国綱 名物鬼丸国綱」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口国綱作の太刀。『太平記』に北条時政が夢の中に出てくる小鬼に苦しめられた時、老翁に変じて夢の中に現れたという逸話を持つ。北条時政が老翁の求め通り清浄な... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 稲葉江 いなばごう概要「刀 金象嵌銘 天正十三十二月日 江 本阿弥磨上之(花押) 所持稲葉勘右衛門尉(名物稲葉江)」『享保名物帳』所載、南北朝時代の越中国の刀工・郷義弘の作。郷義弘の刀は「郷」の字と「江」の字、どちらも使われることがある。本阿弥光徳... 2023.07.15 あ行刀の事情