か行 火車切 かしゃぎり概要「脇指 銘 相模国住人広光/康安二年十月日〈号 火車切〉」南北朝時代の刀工・相州広光作の脇差。号の由来は不明。上杉家伝来で、上杉景勝御手選三十五腰の一つ。1937年(昭和12)12月24日、重要美術品認定。戦後は上杉家を出て、... 2024.01.16 か行刀の事情
ま行 物吉貞宗 ものよしさだむね概要「短刀 無銘貞宗(名物物吉貞宗)」、「脇指 無銘 貞宗 名物物吉貞宗」『享保名物帳』所載、相州貞宗極めの脇差。号の由来は『黎明会名刀図録』などに引用されている『物吉記』などによれば、百事吉祥、何事も思召しのままになったか... 2023.12.27 ま行刀の事情
は行 堀川国広 ほりかわくにひろ概要1 土方歳三の堀川国広新選組副長・土方歳三佩刀の堀川国広について。新選組副長・土方歳三の脇差近藤勇が佐藤彦五郎(土方歳三の義兄・姉の夫)に送った手紙に登場する近藤勇が文久3年(1863)10月20日付けで土方歳三の義兄・... 2023.12.27 は行刀の事情
は行 骨喰藤四郎 ほねばみとうしろう概要「薙刀直シ刀 無銘伝粟田口吉光(名物骨喰藤四郎)」いわゆる薙刀直しの脇差で、無銘だが粟田口藤四郎の作と極められている。『大友興廃記』によると、1336年(建武3)、足利尊氏が九州落ちしたときに大友家から献上した刀である... 2023.12.27 は行刀の事情
は行 肥前忠広 ひぜんただひろ概要肥前忠広(肥前忠吉、肥前国忠吉)受領後に「忠広」の銘もあるが、刀剣書では一般的には「(肥前)忠吉」の初代の項目にあたる。初代・忠吉が受領後に名乗った「武蔵大掾藤原忠広」の他に二代目も「忠広」を名乗っている。この項目の記述は... 2023.12.20 は行刀の事情
な行 にっかり青江 概要「刀 金象嵌銘 羽柴五郎左衞門尉長」(名物ニツカリ)」『享保名物帳』所載の脇差。「にっかり青江」という号の基本形は変わらずとも「につかり青江」「ニツカリ青江」「にかり」「にかり青江」「耶加里貞次大脇差」など表記揺れが多い。作者は青江派で... 2023.12.20 な行刀の事情
な行 鯰尾藤四郎 なまずおとうしろう概要「脇指 吉光(名物鯰尾藤四郎)」『享保名物帳』焼失の部所載、粟田口吉光作の脇差。『享保名物帳』では焼失之部に載っているというだけで、その後焼き直し(再刃)されて現存している。『日本刀大百科事典』によると、『文禄三年押形... 2023.12.20 な行刀の事情
た行 治金丸 ちがねまる概要銘文、表記、呼び方等「治金丸」(じがねまると読んでいる本もある)「黒漆脇差拵(号 治金丸)」所蔵館の那覇市歴史博物館では「じがねまる」と呼んでいる。沖縄の民話関係の本などでは「じがねまる」と呼ばれているが、最近の刀剣の概説書な... 2023.09.30 た行刀の事情
か行 篭手切江 こてぎりごう概要享保名物、篭手切江(コテ切郷)『享保名物帳』所載、南北朝時代の越中国の刀工・郷義弘の脇差。表記は「篭手切江」の他に「コテ切郷」や「篭手切り江」あるいは「小手切郷」など様々ある。もともと郷義弘の刀は「郷」の字と「江」の字、どち... 2023.07.15 か行刀の事情
あ行 浦島虎徹 うらしまこてつ概要「短刀 銘 長曽祢興里 万治三年十二月日 同作彫之(号浦島虎徹)」「浦島虎徹 脇指 銘「長曽祢興里 万治三年十二月日 同作彫之」」江戸時代の刀工、長曽祢興里入道虎徹作。浦島太郎と呼ばれる彫刻がある。『長曽禰虎徹の研究』によ... 2023.07.15 あ行刀の事情