鎌倉時代

か行

狐ヶ崎

きつねがさき概要銘文、表記、呼び方等「狐ヶ崎為次」「狐ヶ崎」「狐崎太刀」「狐崎の太刀」「狐崎御太刀」「狐崎の為次」「太刀 銘為次 附革巻太刀拵」「太刀 銘為次(狐ヶ崎) 附黒漆太刀拵」「太刀 銘為次(狐ヶ崎)」(小さい「ケ」、「が」が入る名...
あ行

面影

おもかげ概要1 長崎勘解由左衛門為基の佩刀(来国行が打った大太刀)銘文、表記、呼び方等「面影」「面影の太刀」「面影丸」略歴『太平記』によると、長崎勘解由左衛門為基の佩刀。1333年(元弘3)5月、長崎為基は鎌倉に攻め入った新田義貞の軍を、面...
あ行

雲次

うんじ概要刀工の略伝雲次は備前国鎌倉時代末期から南北朝時代初期にかけての刀工。伝承上では刀工・雲生の兄弟とされるが、雲生・雲次共に同名の刀工がいる。刀剣書では初代雲生の子を二代雲生と雲次の兄弟と解説するものも多い。鵜飼派とは備前国宇甘(うか...
あ行

雲生

うんしょう概要刀工の略伝雲生は備前国鎌倉時代末期の刀工。備前鵜飼派の祖。刀工・雲次の兄。鵜飼派とは備前国宇甘(うかい)郷に鎌倉中期から南北朝時代にわたって居住した刀工の一派。宇甘を鵜飼庄とも称したので「鵜飼物」、あるいはこの派の刀工ががみな...
か行

九鬼正宗

くきまさむね概要銘文、表記、呼び方等「九鬼正宗」「短刀 無銘正宗(名物九鬼正宗)」「短刀 無銘傳正宗 附 金無垢二重鎺(埋忠寿斎ノ銘アリ)」(※ハバキは環境依存文字)「短刀 無銘正宗(名物九鬼正宗) 付 金無垢二重鎺 銘 埋忠寿斎」「短刀 ...
た行

道誉一文字

どうよいちもんじ概要銘文、表記、呼び方等「太刀 銘 一(名物道誉一文字)」略歴『享保名物帳』所載、鎌倉時代中期の備前福岡一文字派作の太刀。『享保名物帳』によると、佐々木道誉旧蔵。『日本刀大百科事典』は『享保名物帳(享保8年本)』を出典として...
ま行

毛利藤四郎

もうりとうしろう概要「短刀 銘 吉光 名物 毛利藤四郎」「短刀(名物 毛利藤四郎)」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の短刀。『享保名物帳』によれば、もと毛利輝元所持であり、号の由来ともなっている。版ごとに内容に差があり、刃長...
ま行

乱藤四郎

みだれとうしろう概要名物 乱藤四郎『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の短刀。直刃の多い粟田口吉光の作の中では珍しい乱刃であることから乱藤四郎と呼ばれるようになったという。『享保名物帳』によると、初めは「細川の乱藤四郎」と呼ばれ...
ま行

物吉貞宗

ものよしさだむね概要「短刀 無銘貞宗(名物物吉貞宗)」、「脇指 無銘 貞宗 名物物吉貞宗」『享保名物帳』所載、相州貞宗極めの脇差。号の由来は『黎明会名刀図録』などに引用されている『物吉記』などによれば、百事吉祥、何事も思召しのままになったか...
ま行

前田藤四郎

まえだとうしろう概要「短刀 銘吉光(名物前田藤四郎)」、「短刀 銘吉光」まえだとうしろう【まえだとうしろう】『享保名物帳』所載、鎌倉時代の粟田口吉光作の短刀。初め前田孫四郎利政所持で、その嫡子・三左衛門直之から前田家本家に献上された。以後、...