か行 謙信景光 けんしんかげみつ概要「短刀 銘備州長船住景光 元亨三年三月日 附 小サ刀拵」鎌倉時代の刀工・備前長船景光作の短刀。銘に「備州長船住景光 元亨三年三月日」と切る。この銘文により1323年の作刀が明確。表に「秩父大菩薩」の五字、裏に梵字の彫物が... 2023.07.15 か行刀の事情
か行 亀甲貞宗 きっこうさだむね概要「刀 無銘貞宗(名物亀甲貞宗)」「太刀 無銘(名物亀甲貞宗)」『享保名物帳』所載、鎌倉時代末期の刀工・相州貞宗作。茎は大磨り上げ、無銘。佩き表の中心先に、花亀甲の彫物がある。亀甲貞宗の異名はこれから採ったものとされるが、... 2023.07.15 か行刀の事情
あ行 鬼丸国綱 おにまるくにつな概要「太刀 銘国綱 名物鬼丸国綱」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口国綱作の太刀。『太平記』に北条時政が夢の中に出てくる小鬼に苦しめられた時、老翁に変じて夢の中に現れたという逸話を持つ。北条時政が老翁の求め通り清浄な... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 一文字則宗 いちもんじのりむね概要備前福岡一文字派の祖・刀工則宗「一文字」とは古備前鍛冶に続いて現れた古い流派。後鳥羽上皇の御番鍛冶であった刀工・則宗を祖とし、その多くは茎の中央部近くに「一」と切ることから「一文字」と呼ばれている。この「一」の字はそも... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 一期一振 いちごひとふり概要「刀 額銘吉光 名物一期一振(再刃)」『享保名物帳』焼失の部所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の太刀。『享保名物帳』では焼失之部に載っているというだけで、その後焼き直し(再刃)されて現存している。号の由来は「短刀の名手吉光... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 厚藤四郎 あつしとうしろう概要「短刀 銘吉光(名物厚藤四郎)」『享保名物帳』所載、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の短刀。「あつしとうしろう」だけでなく「あつとうしろう」とも読む。号の由来は重ねが四分(約1.2センチ)もあって厚いことから。もと室町将軍家... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 小豆長光 あずきながみつ概要1「小豆長光(あずきながみつ)」について『甲越軍記』などによる、上杉謙信の秘蔵刀の名。「竹俣長光」ともいう。もとは越後の百姓の所持。ある日百姓が山に行って雷鳴にあったとき、刀を抜いて額にかざしたところ、この刀に落雷した。百... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 秋田藤四郎 あきたとうしろう概要「短刀 銘吉光(名物秋田藤四郎)」「短刀 銘 吉光(名物秋田吉光)」鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の短刀。もと秋田実季所持と言われ、「秋田藤四郎」と呼ばれる。豊前小倉藩主・小笠原家伝来。1937年(昭和12)2月16日、重... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 明石国行 あかしくにゆき概要「太刀 銘 国行」鎌倉時代の刀工・来国行作の太刀。播州明石の城主・松平家に伝来した。1937年(昭和12)5月25日、国宝(旧国宝)指定。戦後、明石松平家を出て個人蔵に。1953年(昭和28)3月31日、国宝(新国宝)指定... 2023.07.15 あ行刀の事情
あ行 愛染国俊 あいぜんくにとし概要「短刀 銘国俊(名物愛染国俊)」『享保名物帳』所載。鎌倉時代の刀工・来派の国俊(二字国俊)作の短刀。二字国俊の作は太刀が多く、短刀は珍しい。おそらく愛染国俊一振りしか発見されていないという。さらに号の由来となっている愛染... 2023.07.15 あ行刀の事情