室町時代

ま行

孫六兼元

まごろくかねもと概要刀工・孫六兼元濃州末関の代表工。“関の孫六”の名で大衆にも知られ、和泉守兼定と末関の双璧をなす。しかし、その身許については異説が多いという。『日本刀の歴史 古刀編』によると、一説には関の和泉守兼定と兄弟の契りを結んだと言...
な行

祢々切丸

ねねきりまる概要「山金造波文蛭巻大太刀 中身無銘(号袮々切丸太刀)」栃木県日光・二荒山神社の蔵刀。「弥々切丸」とも。「瀬登太刀」「柏太刀」と並ぶ二荒山神社の三大太刀。二荒山神社の神宝としては祢々切丸が刃長最大の大太刀。例年4月の弥生祭におい...
な行

人間無骨

にんげんむこつ概要森長可の人間無骨、「槍 銘 和泉守兼定(人間無骨と彫あり)」『本朝鍛冶考』などによると、森武蔵守長可が、長島城の戦い(長島一向一揆)において二十七もの首級を挙げた槍。この時の森長可はまだ十七歳だったという。表に「人間」、裏...
な行

日本号

にほんごう概要「大身鎗 名物「日本号」」黒田家の家臣、母里家伝来の名槍。『日本刀大百科事典』の福永酔剣氏は、彫物から見て、大和の金房政次あたりの作と推測している。黒田家の伝来によればもと禁裏にあった槍を15代将軍・足利義昭が拝領。織田信長を...
さ行

千子村正

せんごむらまさ概要※千子村正に関して正直村正に関してはすでにWikipediaの記事が他の刀とは比べられないほど充実しているという前提があるのでここでは省エネ・簡略化・手抜きモードで行きます。もともと集合体らしい村正に関しては刀工の話と妖刀...
か行

歌仙兼定

かせんかねさだ概要「刀 銘 濃州関住兼定作」室町時代の関の刀工・和泉守兼定作。「定」の字を「ウ冠の下に之」と切った和泉守兼定は「之定」とも呼ばれる。銘「濃州関住兼定作」(定はウ冠に之)。細川忠興入道三斎の差料。『肥後金工大鑑』によると『肥後...
あ行

御手杵

おてぎね概要「槍 銘義助作」下総国結城城主・結城晴朝所持、島田義助作の大身槍「御手杵」。作者は室町時代の刀工で、駿河国(静岡)の島田に住した義助と言われる。その鞘が手杵形をしていたところから「御手杵」の名がつけられた。下総国結城の城主・結城...