打刀

や行

山姥切長義

やまんばぎりちょうぎ概要「刀 銘 本作長義 天正十八年 庚寅五月三日ニ 九州日向住国広銘打 長尾新五郎平朝臣顕長所持 天正十四年七月廿一日 小田原参府之時従 屋形様被下置也」南北朝時代の刀工・備前長船長義作。「山姥切長義」と呼ばれることもあ...
た行

同田貫正国

どうだぬきまさくに概要刀工・同田貫正国の略伝古刀末期の永禄、天文頃に活躍した肥後同田貫系の刀工。同田貫派は清国と正国を双璧とする。姓は小山、諱は初め信賀、通称を上野介という。『日本刀大百科事典』によると、子孫の説によれば、発祥地は肥後国菊池...
さ行

千子村正

せんごむらまさ概要※千子村正に関して正直村正に関してはすでにWikipediaの記事が他の刀とは比べられないほど充実しているという前提があるのでここでは省エネ・簡略化・手抜きモードで行きます。もともと集合体らしい村正に関しては刀工の話と妖刀...
さ行

水心子正秀

すいしんしまさひで概要新々刀の祖・水心子正秀の略伝水心子正秀は出羽国置賜郡置賜郷元中山(山形県南陽市元中山)諏訪の原の俗称“田中”において、寛延3年(1750)、鈴木某の次男として出生。幼名を三治郎と呼ばれた。父を早く失ったので、母は兄・太...
か行

桑名江

くわなごう概要「刀 金象嵌銘義弘本阿(花押) 本多美濃守所持」『享保名物帳』所載、南北朝時代の越中国の刀工・郷義弘の刀。郷義弘の刀は「郷」の字と「江」の字、どちらも使われることがある。大磨り上げ無銘。本阿弥光徳が郷義弘と鑑定し、金象嵌銘が入...
か行

亀甲貞宗

きっこうさだむね概要「刀 無銘貞宗(名物亀甲貞宗)」「太刀 無銘(名物亀甲貞宗)」『享保名物帳』所載、鎌倉時代末期の刀工・相州貞宗作。茎は大磨り上げ、無銘。佩き表の中心先に、花亀甲の彫物がある。亀甲貞宗の異名はこれから採ったものとされるが、...
か行

歌仙兼定

かせんかねさだ概要「刀 銘 濃州関住兼定作」室町時代の関の刀工・和泉守兼定作。「定」の字を「ウ冠の下に之」と切った和泉守兼定は「之定」とも呼ばれる。銘「濃州関住兼定作」(定はウ冠に之)。細川忠興入道三斎の差料。『肥後金工大鑑』によると『肥後...
か行

加州清光

かしゅうきよみつ概要1 沖田総司佩刀・加州清光説について池田屋事件で使われた沖田総司佩刀、鋩子折れの刀近藤勇が池田屋事件の後、養父・周斎ほかに当てた手紙に池田屋事件で使用した刀のことが書かれている。『新選組始末記』をはじめとする様々な資料に...
あ行

大俱利伽羅

おおくりから概要「刀 無銘(名物大倶利迦羅廣光)」『享保名物帳』所載。南北朝時代の刀工・相州広光作。ただし古い名物帳には載っていない。あとからの挿入であるという。「大倶利伽羅」以外に「大倶梨伽羅」「大倶梨迦羅」「大倶利迦羅」などとも書かれる...
あ行

稲葉江

いなばごう概要「刀 金象嵌銘 天正十三十二月日 江 本阿弥磨上之(花押) 所持稲葉勘右衛門尉(名物稲葉江)」『享保名物帳』所載、南北朝時代の越中国の刀工・郷義弘の作。郷義弘の刀は「郷」の字と「江」の字、どちらも使われることがある。本阿弥光徳...